12.07.2015 Views

RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

SHOW MORE
SHOW LESS

You also want an ePaper? Increase the reach of your titles

YUMPU automatically turns print PDFs into web optimized ePapers that Google loves.

<strong>RedHawk</strong> <strong>Linux</strong> User’s <strong>Guide</strong>プロセッサ 間 割 り 込 みのこの 分 野 は、1 割 り 込 みにつき 最 大 3ミリ 秒 に 遉 してしまうデターミニズムに 深 刻 な 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります。システム 起 動 後 にXサーバーが 最 初 に 開 始 される 時 、MTRR 領 域 が 構 成 され、このMTRRプロセッサ 間 割 り 込 みの1つがシステムの 他 のCPU 全 てに 送 信 されます。 同 様 にXサーバーが 終 了 する 時 、このMTRR 領 域 は 削 除 され、システムのほかのプロセッサ 全 てはさらに 他 のMTRR 割 り 込 みを 受信 します。以 下 の3つの 方 法 は、シールドCPU 上 でタイム・クリティカル・アプリケーション 実 行 中 にプロセッサ 間 割 り 込 みに 関 連連 するMTRRを 排 除 するために 利 用 することが 可 能 です:1. MTRRカーネル 構 成 オプションが 無 効 となるようにカーネルを 再 構 成 して 下 さい。カーネル 構 成 GUIを 使 用 する 場 合 、このオプションは「Processor Type and Features」セクションにあり、“MTRR (Memory Type Range Register) support” と 呼 ばれています。この機 能 をサポートするカーネルは 存 在 しないため、これはMTRRプロセッサ 間 割 り 込 みを取 り 除 きます。このオプションはグラフィックI/O 動 作 に 対 し 深 刻 な 性 能 の 不 利 益 となる 可 能 性 があることに 注 意 して 下 さい。2. シールドCPU 上 でタイム・クリティカルなアプリケーションを 実 行 する 前 にXサーバーを 開 始 し、タイム・クリティカルなアプリケーションが 完 了 するまでXサーバーを 実 行し 続 けてください。MTRR 割 り 込 みは 発 生 し 続 けますが、タイム・クリティカルな 動 作中 ではありません。3. プロセッサ 間 割 り 込 みが 発 生 しないようにMTRR 領 域 を 事 前 に 構 成 することが 可 能 です。Xサーバーが 使 用 するMTRRを 事 前 に 構 成 するため 以 下 の 手 順 を 利 用 して 下 さい:a. システム 起 動 後 (Xサーバーを 開 始 する 前 )、 現 在 のMTRR 設 定 を 調 査 します。ランレベルは1または3のどちらかである 必 要 があります。cat /proc/mtrrreg00: base=0x00000000 ( 0MB), size=1024MB: write-back, count=1reg01: base=0xe8000000 (3712MB), size= 128MB: write-combining,count=1b. Xサーバーが 開 始 された 後 、MTRRレジスタの 設 定 を 再 調 査 します:cat /proc/mtrrreg00: base=0x00000000 ( 0MB), size=1024MB: write-back, count=1reg01: base=0xe8000000 (3712MB), size= 128MB: write-combining,count=2reg02: base=0xf0000000 (3840MB), size= 128MB: write-combining,count=1c. この 例 では、 新 しいXサーバーのエントリは 最 後 のエントリ“reg02” です。もしシステムに 複 数 のグラフィック・カードが 存 在 する、または1つ 以 上 の 新 しいエントリを表 示 する 場 合 、これらの 追 加 エントリは 更 にrc.localスクリプトにも 適遚 用 する 必 要があります。d. XサーバーのMTRRエントリを 確 保 するために/etc/rc.d/rc.localスクリプトへ 行 を追 加 します。この 例 では1つのXサーバーエントリだけを 確 保 します:echo “base=0xf0000000 size=0x8000000 type=write-combining” >/proc/mtrre. システムのハードウェア 構 成 が 変 更 されるたびに、Xサーバーの 起 動 および 使 用 で/etc/rc.d/rc.localのMTRRエントリが 間 遊 っていないことをチェックすることは 良いアイデアです:G-2

Hooray! Your file is uploaded and ready to be published.

Saved successfully!

Ooh no, something went wrong!