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RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

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プロセス 間 同 期もし 指 定 されたキーに 対 するセマフォ 集 合 識 別 子 が 存 在 する 場 合 、 既 存 の 識 別 子 の 値 が 返 されます。もし 既 存 のセマフォ 集 合 識 別 子 が 返 されることを 望 まないのであれば、 制 御 コマンド(IPC_EXCL)をシステムコールへ 渡 すsemflg 引 数 の 中 に 指 定 ( 設 定 )することが 可 能 です。 実 際 の 集合 の 数 よりも 大 きなセマフォの 数 (nsems)を 値 として 渡 された 場 合 はシステムコールは 失 敗 します。もし 集 合 にセマフォがいくつあるのか 分 からない 場 合 は、nsems に 対 し0を 指 定 してください( 詳 細 な 情 報 については「semgetシステムコール」を 参 照 してください)。一 旦 、 一 意 に 識 別 されるセマフォの 集 合 とデータ 構 造造 体 が 作 成 される、もしくは 既 存 のものが 見つかるとsemop(2)およびsemctl(2)を 使 用 することが 可 能 になります。セマフォの 操 作 はインクリメント、デクリメント、ゼロにするための 試 験 から 構 成 されます。semopシステムコールはこれらの 操 作 を 実 行 するために 使 用 されます(semopシステムコールの詳 細 については「semopシステムコール」を 参 照 してください)。semctlシステムコールは 以 下 の 方 法 によりセマフォ 機 能 の 制 御 を 許 可 します:• セマフォの 値 を 返 す(GETVAL)• セマフォの 値 を 設 定 する(SETVAL)• セマフォ 集 合 に 関 する 操 作 を 実 行 する 最 後 のプロセスのPIDを 返 す(GETPID)• 現 在 の 値 よりもセマフォ 値 を 大 きくなるのを 待 っているプロセスの 数 を 返 す(GETNCNT)• セマフォ 値 がゼロになるのを 待 っているプロセスの 数 を 返 す(GETZCNT)• 集 合 の 中 の 全 てのセマフォ 値 を 取 得 しユーザー・メモリ 内 の 配郤 列 の 中 に 収 納 します(GETALL)semgetシステムコールシステムコール5• ユーザー・メモリ 内 の 配郤 列 からセマフォ 集 合 内 の 全 てのセマフォ 値 を 設 定 します(SETALL)• セマフォ 集 合 に 関 連連 付 けられたデータ 構 造造 体 を 取 得 します(IPC_STAT)• セマフォ 集 合 のために 操 作 パーミッションを 変 更 します(IPC_SET)• セマフォ 集 合 に 関 連連 付 けられたデータ 構 造造 体 とセマフォ 集 合 と 共 にオペレーティング・システムから 特 定 のセマフォ 集 合 識 別 子 を 削 除 します(IPC_RMID)semctlシステムコールの 詳 細 は「semctlシステムコール」セクションを 参 照 してください。semget(2)は 新 しいセマフォ 集 合 を 作 成 もしくは 既 存 のセマフォ 集 合 を 特 定 します。本 セクションシではsemgetシテムコールの 使 用 方 法 について 説 明 します。より 詳 細 な 情 報 については、semget(2)のmanページを 参 照 してください。このシステムコールの 使 用 を 例 示 するプログラムは、README.semget.txt 内 に 提 供 された 多 数 のコメントと 共 に/usr/share/doc/ccur/examples/semget.cで 見 つけることが 可 能 です。5-31

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