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RedHawk Linux User's Guide version 6.3 日本語版

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リアルタイム 性 能オープン・ソース・デバイス・ドライバの 影 響 2デバイス・ドライバーはスーパーバイザー・モードで 実 行 するので、<strong>Linux</strong>カーネルの 一 部邪 となります。これは、デバイス・ドライバーは 割 り 込 みが 無 効 またはプリエンプションが 無 効 の<strong>Linux</strong>の 機 能 をコールすることが 自 由 であることを 意 味 します。デバイス・ドライバーも 割 り 込 みを 処理 しますので、 割 り 込 みレベルで 過遃 ごす 時 間 を 制 御 します。 本 章 の 前 セクションで 示 したようにデバイス・ドライバーの 動 きは 割 り 込 み 応 答 やプロセス・ディスパッチ・レイテンシーに 影 響 する可 能 性 があります。<strong>RedHawk</strong> <strong>Linux</strong>で 有 効 なデバイス・ドライバーは、リアルタイム 性 能 に 不 利 な 影 響 を 与 えないことが 確 かであることをテストしています。オープンソース・デバイス・ドライバーの 著 者 は 割 り 込みレベルで 過遃 ごす 時 間 の 最 小 化 や 割 り 込 み 時 間 の 無 効 化 を 働 きかける 一 方 、 実 際 には、 様 々な 気遣違 いレベルでオープンソース・デバイス・ドライバーは 記 述 されています。もし 付 け 加 えたオープンソース・デバイス・ドライバーを 有 効 にした 場 合 、<strong>RedHawk</strong> <strong>Linux</strong>が 提 供 するプロセス・ディスパッチ・レイテンシーの 保 証 に 悪 影 響 を 与 えるかもしれません。デバイス・ドライバーに 関 連連 するリアルタイムの 問 題 の 詳 細 な 情 報 については「デバイス・ドライバ」 章 を 参 照 してください。シールディングでリアルタイム 性 能 を 向 上 する 方 法 2本 セクションは、CPUシールディングの 特 性 の 遊 いがユーザープロセスの 割 り 込 み 応 答 能 力 (プロセス・ディスパッチ・レイテンシー)とユーザー・プロセス 実 行 のデターミニズムをどのように向 上 するかを 検 証 します。シールディングを 有 効 にする 場 合 、すべてのシールディングの 特 性 は 規 定 値 で 有 効 になります。これはシールドCPU 上 における 最 高 のデターミニスティックな 実 行 環 境 を 提 供 します。 各 々のシールディング 特 性 のさらに 詳 細 な 情 報 は 後 述 されています。ユーザーは 各 シールディング 特 性 が与 える 影 響 、 特 性 の 一 部邪 は 通 常 のシステム 機 能 への 副 作 用 を 持 っているということを 十 分 に 理 解すべきです。 現 在 サポートされているシールディング 特 性 の3つのカテゴリーは、• バックグラウンド・プロセスからのシールディングs• 割 り 込 みからのシールディング• ローカル 割 り 込 みからのシールディング各 々の 特 性 はCPU 単 位 で 個 別 に 遥 択 可 能 です。 各 々のシールディング 特 性 は 後 述 されています。バックグラウンド・プロセスからのシールディング 2このシールディング 特 性 はCPUをシステム 内 の 一 部邪 のプロセスのために 予 約 することを 可 能 にします。この 特 性 はCPUの 割 り 込 み 応 答 を 最 速 、 予 測 可 能 であることを 望 むときにそのCPU 上 で 有効 にすべきです。プロセス・ディスパッチ・レイテンシー 上 の 最 高 の 保 障 は、 割 り 込 みに 応 答 するタスクだけが 割 り 込 みを 割 り 付 けられたCPU 上 で 実 行 する 時 に 実 現 されます。2-9

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