RedHawk Linux User's Guide version 6.3 æ¥æ¬èªç
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12Chapter 12カーネル・デバッギング本 章 は<strong>RedHawk</strong> <strong>Linux</strong>が 提 供 するカーネル・デバッギングやクラッシュ・ダンプ 解 析 のためのツールについて 説 明 します。概 要 12Concurrentの 機 能 強 化 を 含 む 様 々なオープン・ソースのパッチは、カーネルの 問 題 解 析 のために<strong>RedHawk</strong>に 組 み 込 まれています。強 化 されたカーネル・デバッガkdbは<strong>RedHawk</strong> “debug” カーネルで 提 供 されます。クラッシュ・ダンプを 読 み 取 るためのcrash(8)ユーティリティと 一 緒 に 強 化 された<strong>Linux</strong>カーネルのkexecをベースとするクラッシュ・ダンプ(kdump)メカニズムは、システム・クラッシュを 取り 込 んで 解 析 するために 使 用 されます。crashは 実 メモリを 解 析 することも 可 能 です。KLCDおよびlcrashの 機 能 はもはやサポートされていないことに 注 意 してください。以 降 のセクションでクラッシュ・ダンプと<strong>RedHawk</strong>システムの 解 析 について 説 明 します。システム・クラッシュの 取 得 および 解 析 12kdumpの の 起 動 12<strong>RedHawk</strong>にはkdump(8)、クラッシュ・ダンプを 取 り 込 むために 使 用 するkexecベースのクラッシュ・ダンプ・サービス、ダンプを 解 析 するために 使 用 可 能 なcrash(8)ユーティリティが 含 まれます。これらは 以 降 のセクションで 説 明 されています。/etc/sysconfig/kdump 構 成 ファイルには、どのようにkdumpを 開 始 し 操 作 するかを 制 御 する 定義 が 含 まれます。kdumpは/etc/sysconfig/kdumpの 中 で「ACTIVE=1」の 設 定 を 通 してアクティブとなります。これはデフォルトの 設 定 となります。ファイルの 変 更 またはservice kdump onコマンドの 発 行 でそのファイルに「ACTIVE=1」を 設 定 します。 反 対 に、kdumpはファイルを 編 集 し「ACTIVE=0」と 設 定 することにより、またはservice kdump offを 実 行 することにより 非 アクティブとすることが 可 能 です。デフォルトでは、kdumpサービスはrc.sysinitから 開 始 します。これはkexecベースのクラッシュ・ダンプがシングル・ユーザ・モードでサポートされ、 更 に 出 来 るだけ 早 く 準 備 を 確 実 にすることが 可 能 な 唯 一 の 方 法 です。12-1