Glyphs 2.3

ベースグリフの 参 照 元 を 変 更 するには、 情 報 パネル 右 側 のグリフ 名 を
クリックしてダイアログを 表 示 し、 目 的 のグリフを 選 択 します(たとえば
ベースグリフをacutecombからdieresiscombに 変 更 する 場 合 )。
8.1.5 ベースグリフとコンポーネントグリフとの 関 係
編 集 ビューでコンポーネントをダブルクリックするか、コンポーネントを
選 択 してから 右 側 情 報 パネルの 右 端 にある ◆jumplinボタンを 押 すと、ベースグリ
フが 編 集 可 能 な 状 態 になります。
コンポーネントの 代 わりに 警 告 マークが 表 示 されている 場 合 がありま
す。これはベースグリフに 問 題 があることを 示 しています。 警 告 マークに
は3 種 類 あります。
・no base glyph:ベースグリフが 存 在 しない 場 合 に 表 示 されます。ダ
ブルクリックするとベースグリフがフォントに 追 加 され、 編 集 可 能 な
状 態 になります。
・empty base glyph:ベースグリフは 存 在 するもののアウトラインが
ない 場 合 に 表 示 されます。ダブルクリックすると 編 集 可 能 な 状 態 にな
ります。
・bad reference:コンポーネントの 参 照 先 に 問 題 がある 場 合 に 表 示 さ
れます。 例 えばベースグリフが 現 在 のグリフをコンポーネントとして
おり、 参 照 関 係 が 循 環 してしまっている 場 合 などです。
あるグリフが 他 のどのグリフでコンポーネントとして 使 われているかを 調
べたい 場 合 は、 編 集 ビューでコンテクストメニューを 開 き「このグリフを
コンポーネントとして 使 用 する 全 グリフを 表 示 」を 選 びます(コンポーネ
ントとして 使 われていない 場 合 、コンテクストメニューに 同 項 目 は 表 示 さ
れません)。するとそのグリフをベースグリフとして 使 用 している 全 グリフ
が 表 示 されます。また、コンポーネントグリフ 側 でコンポーネントを 選 択
して(あるいはコンポーネントの 上 で)コンテクストメニューの 同 項 目 を
選 んだ 場 合 もこのコマンドは 有 効 で、 同 じコンポーネントが 配 置 されてい
る 他 のグリフが 現 在 のグリフの 後 に 表 示 されます。
8.1.6 アンカー
発 音 記 号 を 含 むコンポーネントグリフでは、 発 音 記 号 の 位 置 は 文 字 グリフ
と 発 音 記 号 グリフそれぞれのアンカーの 位 置 で 決 まります。 上 付 き 発 音 記
号 については、まず 文 字 のベースグリフ 内 に「top」という 名 前 のアンカー
が 必 要 で、 次 に 発 音 記 号 のベースグリフにはアンダースコア 付 きの 同 名 の
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
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