Glyphs 2.3

合 もあります。
本 来 ならば 極 点 が 存 在 するべき 曲 線 のセグメント 上 をペンツール◆pentool(P)
でshift+ クリックすることで 極 部 分 、つまりアウトラインの 上 下 左 右 の
末 端 に 極 点 を 打 つことができます。また、2つの 弧 からなる 波 型 セグメン
ト(ダブルカーブ)の 中 間 付 近 をshift+ クリックすると 変 曲 点 を 追 加 し、
2つの 弧 (シングルカーブ)のセグメントに 分 割 できます。 例 えば 欧 文 のS
の 中 央 のスパインと 呼 ばれるカーブ 部 分 は1つのセグメントで 描 くことは
できますが、( 例 :3.3.11の 挿 絵 )、 元 々のPostScript の 仕 様 ではダブル
カーブ(S 字 )は 推 奨 されていないので、それに 従 ってカーブを 分 割 した
い 場 合 にShift + クリックが 有 効 になるのです。
「パス > 極 点 を 追 加 」を 選 ぶと、 現 在 のレイヤーのすべての 極 部 分 に
ポイントが 追 加 されます(パスやセグメントを 選 択 しておく 必 要 はありま
せん)。ただし、あまりにも 小 さなセグメントができると 予 想 される 箇 所 に
は、Glyphs は 極 点 を 追 加 しません。このような 場 合 、ポイントの 配 置 は
意 図 的 なものであると 解 釈 するからです。 逆 に 極 点 から 微 妙 に 外 れている
ポイントが 存 在 した 場 合 、Glyphs はカーブ 形 状 を 保 ちつつそのポイント
を 極 点 位 置 に 動 かそうとします。
極 点 は「AddExtremes」カスタムパラメータを 使 ってフォント 出 力
時 に 追 加 することもできます。 詳 細 は「17 補 足 資 料 」(p.174)の「フィ
ルタ」の 章 を 参 照 してください。この 機 能 はマルチプルマスターの 互 換 性
維 持 のため、フォント 出 力 時 まで 極 点 追 加 を 後 回 しにしたいときなどに 便
利 です。
3.3.14 重 なったポイント
2 個 の 隣 り 合 ったオンカーブポイントが 同 一 の 座 標 に 存 在 し、 結 果 として
セグメントの 長 さがゼロになっている 場 合 、それらのポイントは 赤 で 表 示
されます。これらのポイントは 片 方 が 削 除 可 能 であり、「パス > パスをク
リーニング」(option + shift+command + T)で 自 動 的 に 削 除 できます。
3.4 アンカー
3.4.1 合 成 用 と 位 置 合 わせ 用 アンカー
アンカーはGlyphs で 様 々な 役 割 を 果 たす 特 別 な 種 類 のポイントで、 赤 で
表 示 されます。 基 本 的 にアンカーはコンポーネント、コーナーコンポーネ
ント、キャップコンポーネントなどの 位 置 合 わせ、また 発 音 記 号 や 連 綿 機
能 (「 8 図 形 の 再 利 用 」、p.97)の 位 置 合 わせに 使 われます。これらのアン
カーには 命 名 規 則 が 存 在 します。 名 前 についての 詳 細 は「8.1.6 アンカー」
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
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