Glyphs 2.3

このほか 回 転 ツール◆rotatet(R)で 選 択 部 分 を 回 転 したり、 拡 大 縮 小 ツール◆scaleto
(S)で 大 きさを 変 更 することも 可 能 です。 一 回 クリックして 変 形 の 基 準 点
を 決 めた 後 、ドラッグすることで 回 転 や 拡 大 縮 小 を 実 行 できます。shift
キーを 押 しながらドラッグすることでで90 度 ごとの 回 転 、または 比 率 を 固
定 した 拡 大 縮 小 ができます。
他 にもパレットやフィルタによる 変 形 が 可 能 です。それぞれパレット
とフィルタの 章 を 参 照 してください。
3.3.6 整 列
「パス > 選 択 ポイントを 整 列 」を 選 ぶと、 選 択 されているポイントがすべ
て 一 列 に 並 びます。この 機 能 はオンカーブとオフカーブ 両 方 のポイントに
作 用 します。Glyphs は 選 択 範 囲 の 状 況 から 判 断 して 自 動 的 に 水 平 または
垂 直 にポイントを 整 列 します。「 選 択 ポイントを 整 列 」は 灰 色 の 情 報 パネル
にある 変 形 基 準 点 に 従 います。
原 点 とはx=0, y=0の 地 点 のことです。
イタリック 角 度 が0° 以 外 の 場 合 は
サイドベアリングの 線 がxハイトの
中 心 を 通 過 する 斜 め 線 になるため、
原 点 はそれに 従 って 斜 め 線 とベース
ラインの 交 点 になります( 傾 斜 があ
る 場 合 、 原 点 のx 座 標 は0ではなく
なります)。
2つのポイントと1つのアンカーを 選 んだ 状 態 で「 選 択 ポイントを 整 列 」
を 実 行 すると、アンカーは 両 ポイントの 中 間 地 点 に 水 平 移 動 します。これ
はアンカーを 素 早 く 選 択 範 囲 の 中 央 に 整 列 させたい 場 合 に 有 効 です。また
1つのポイントと1つのコンポーネントを 選 んだ 状 態 で 同 機 能 を 実 行 すると、
ポイントを 原 点 と 捉 えてコンポーネントだけが 移 動 します(ポイントは 移
動 しません)。あるポイントを 基 準 としてコンポーネントを 動 かすときに 便
利 です。もしコンポーネントが「origin」という 名 前 のアンカーを 含 んで
いる 場 合 は、Glyphs は 原 点 ではなくそのアンカーを 使 ってコンポーネン
トを 移 動 します。
「パス > 選 択 ポイントを 整 列 」を1 個 のポイントに 対 して 実 行 すると、
背 景 レイヤーにある 最 も 近 距 離 のポイントと 同 じ 位 置 に 移 動 します。
「パス > 選 択 ポイントを 整 列 」は 個 別 のポイントに 対 して 適 用 する 機
能 です。アウトラインの 一 部 または 全 体 やコンポーネントを 整 列 させたい
ときはパレットサイドバー(option + command + P)の「 変 形 」 機 能 を
使 用 してください。 詳 細 は「4.5 変 形 」(p.50)を 参 照 してください。
3.3.7 パスの 複 製
パス 全 体 を 複 製 するには、まずパスをダブルクリックして 選 択 します( 全
セグメントが 青 く 表 示 されます)。パスを 完 全 に 囲 むようにドラッグするこ
とでパス 全 体 を 選 択 することも 可 能 です。 必 要 に 応 じてshift キーを 押 し
ながら 他 のパスも 追 加 選 択 してください。その 後 、optionキーを 押 しなが
ら 選 択 したパスをドラッグすることで 任 意 の 位 置 に 新 しいパスを 複 製 する
ことができます(ドラッグ 開 始 前 からoptionキーを 押 してください)。
コピー(command + C)とペースト(command + V)も 使 えます。
この 場 合 、 新 しいパスは 元 のパスと 同 じ 位 置 に 複 製 されます。ペースト 直
後 は 新 しいパスのみが 選 択 された 状 態 になっています。 複 製 後 にマウスで
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
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