Glyphs 2.3

13.4.1 ビットマップ 画 像 ファイル
Glyphs は 画 像 編 集 ソフトではないため、 画 像 ファイル 自 体 はプレビュー、
Pixelmator、またはPhotoshopなど 他 のアプリケーションで 用 意 してく
ださい。またGlyphsファイル 内 には 相 対 パスのみが 保 存 されることに 注 意
してください。そのため 画 像 ファイルはGlyphs ファイルとなるべく 近 い
階 層 に 保 存 することをお 勧 めします。またリンク 切 れを 防 ぐため、Glyphs
ファイルを 移 動 する 際 は 必 ず 画 像 ファイルまたはフォルダも 同 時 に 移 動 す
るようにしてください。
画 像 ファイル 形 式 は、PNG、JPEG、TIFF がサポートされています。
PNGの 透 過 もサポートされています。 仕 様 によればPDF もサポートされて
いるはずですが、このハンドブックの 執 筆 時 点 ではPDF 入 りのカラーフォ
ントを 実 際 に 表 示 できるアプリケーションの 存 在 は 知 られていません。
画 像 ファイルは1つだけでも 可 能 ですが、フォントサイズごとに 最 適
化 した 複 数 の 画 像 ファイルを 扱 うこともできます( 例 :24ピクセル 用 、48
ピクセル 用 、512ピクセル 用 )。この 場 合 は、フォント 内 のすべてのグリフ
に 対 して 各 サイズ 用 の 画 像 をすべて 用 意 してください。このフォントを 使
用 できるアプリケーションは、 文 字 サイズに 合 わせて 自 動 的 に 適 切 な 画 像
を 表 示 します。
13.4.2 画 像 サイズごとのレイヤー
画 像 ファイルをグリフに 配 置 するには、 従 属 レイヤーを 追 加 し、レイヤー
名 を「iColor サイズの 数 字 」にしてください( 例 :48ピクセル 用 画 像 の
レイヤー 名 はiColor 48、512ピクセル 用 はiColor 512)。そして、 各 レイ
ヤーにFinderから 画 像 をドラッグ&ドロップします。また、メニューバー
「グリフ > 画 像 を 追 加 」で 表 示 されるダイアログでも 配 置 できます。
画 像 が 配 置 されればiColorレイヤーは 完 成 です。 画 像 のグリフ 内 での
位 置 や 拡 大 率 は 一 切 無 視 されますので、 原 点 の 近 くあたりにでも 置 いてお
けば 十 分 です。 画 像 が 表 示 される 際 には、 目 標 のピクセルサイズに 合 わせ
て 拡 大 縮 小 され、 画 像 の 位 置 はベースラインから15%ほど 下 に 移 動 されま
す。グリフ 幅 は 画 像 サイズではなく、グリフに 設 定 した 数 値 の 方 が 使 われ
ます。マスターレイヤーには 通 常 のアウトラインを 格 納 できます。アウト
ラインは 通 常 、 拡 大 縮 小 後 の 画 像 の 上 に 重 ねて 表 示 されます。
sbix 用 の 画 像 を 含 むグリフは、 必 ずiColorレイヤーがすべて 一 致 する
ようにしてください。 例 えば、iColor 64、iColor 256、iColor 512の3
つのレイヤーをあるグリフで 使 用 することにしたら、 他 のカラーグリフも
すべて 同 じ 数 のiColorレイヤーで、 数 字 も 同 じになるようにしなければい
けません(そして 画 像 も 配 置 されている 必 要 があります)。
13.4.3 Apple カラーフォントの 使 用
sbixテーブルはOpenTypeフォントならどの 種 類 にも(OTF、TTF、WOFF、
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
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