Glyphs 2.3
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14.5.1 開 いたパス<br />
出 力 するときに「 重 なったパスを 合 体 」オプションが 入 っている 場 合 、ア<br />
ウトラインが 一 周 して 閉 じていないものは 削 除 され、 出 力 されたフォント<br />
には 含 まれません。もしフォントファイルの 中 に 空 白 のグリフがある 場 合<br />
は、 正 しくパスが 閉 じられているかを 確 認 しましょう。<br />
開 いたパスをそのまま 出 力 したい 場 合 (カスタムパラメータでフォン<br />
ト 出 力 時 に 自 動 的 にパスをオフセットする 時 など)は、「 重 なったパスを 合<br />
体 」オプションを 無 効 にしておきましょう。<br />
14.5.2 不 正 なパスの 方 向<br />
アウトラインは 必 ず 反 時 計 回 りに 描 かれていなければいけません。ただしカウ<br />
ンター、つまり 抜 きの 形 のアウトラインは 逆 方 向 の 時 計 回 りにする 必 要 があ<br />
ります。この 方 向 が 正 確 でないと、パスが 閉 じていても 正 常 に 表 示 されません。<br />
アウトラインの 方 向 を 逆 転 させるには、パスを 選 択 して「パス > パス 方 向<br />
を 逆 転 」を 選 びます。すべてのパスを 逆 転 させるにはコンテクストメニュー<br />
「すべてのパス 方 向 を 逆 転 」を 選 択 します。 修 正 を<strong>Glyphs</strong> に 任 せるには、<br />
グリフを 選 択 して「グリフ > パス 方 向 を 修 正 」(shift+command+R)<br />
を 選 びます。フォント 全 体 に 適 用 するには、optionを 押 しながら「グリフ<br />
> 全 マスターのパス 方 向 を 修 正 」(option + shift+command + R)を 選<br />
びます。<br />
14.5.3 重 なり 合 った 同 一 のパス<br />
形 が 同 じで 方 向 の 違 うパスが 重 なり 合 っていると、 出 力 時 に 互 いを 消 去 し<br />
あう 可 能 性 があります。パスをダブルクリックで 選 択 してbackspaceまた<br />
はdelete キーで 消 去 してください。 何 も 変 化 がないように 見 えるかもしれ<br />
ませんが、それは 全 く 同 じアウトラインが2つ 重 なっていたということで<br />
すので、 問 題 は 解 決 されています。<br />
14.5.4 アウトラインの 非 互 換<br />
アウトラインの 互 換 性 が 取 れていなくてもフォントの 出 力 が 中 止 すること<br />
はありません。 非 互 換 のグリフは 単 純 に 空 白 となって 出 力 されます。「 以 下<br />
のグリフは 非 互 換 であり、アウトラインは 含 まれなくなります」というエ<br />
ラーが 出 ても、フォントはとりあえず 出 力 されます。 非 互 換 のアウトライ<br />
ンの 修 正 方 法 については「12.4 互 換 性 の 修 正 」(p.141)を 参 照 してくだ<br />
さい。<br />
<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />
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