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Glyphs 2.3

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らず、そのようなゾーンは「ボトムゾーン」と 呼 ばれます。<br />

典 型 的 なアラインメントゾーンの 設<br />

定 :アセンダー、キャップハイト、<br />

xハイトに 正 の 値 であるトップゾーン、<br />

ベースラインとディセンダーに 負 の<br />

値 であるボトムゾーン。<br />

正 確 に 言 えば、アラインメントゾー<br />

ンの 最 大 値 はblueScale 値 の 制 約 を<br />

受 けていて( 以 下 を 参 照 )、240 ÷<br />

(240 × blueScale - 0.98) 以 上 の<br />

ゾーン 幅 を 設 定 してはいけません。<br />

アラインメントゾーンのサイズは 小 さければ 小 さいほどよいので、「 安 全<br />

策 として」 無 駄 に 大 きく 設 定 したりはしないでください。いかなる 場 合 で<br />

も、 最 大 値 は25ユニットです。トップゾーンは5つまで、ボトムゾーンは<br />

6つまで 設 定 できます。ゾーン 同 士 は 重 なってはならず、 最 低 1ユニットの<br />

間 隔 が 必 要 です(より 広 いことが 望 まれます)。ベースラインのゾーンのサ<br />

イズは0に 設 定 してはいけません。<br />

「フォント 情 報 > その 他 の 設 定 」の「グリッドのユニット 間 隔 」を 標<br />

準 以 外 の 値 (つまり1 以 外 )に 設 定 すると、 座 標 が 四 捨 五 入 されて 整 数 値<br />

化 するので(「7.5.1 グリッドの 間 隔 とグリッド 細 分 」、p.94)、アライメ<br />

ントゾーンも 対 策 として 上 下 方 向 に1ユニットずつ 拡 張 する 必 要 がありま<br />

す。つまり 開 始 位 置 を1ユニット 広 げ、ゾーンサイズは2ユニット 広 げます。<br />

ベースラインのゾーンだけは 開 始 位 置 を 必 ず0にしなくてはいけません(サ<br />

イズは1 広 げます)。<br />

10.<strong>2.3</strong> カスタムパラメータ<br />

アラインメントゾーンとステムの 他 にも、フォント 全 体 のプライベート<br />

ディクショナリーにはヒンティングに 関 する 値 が 各 種 あります。blueScale、<br />

blueShift、そしてFamily Alignment Zonesです。<strong>Glyphs</strong>ではこれら<br />

の 値 をカスタムパラメータとして 設 定 できます。これらのパラメータの 詳<br />

細 を 知 りたい 場 合 は「17.3 カスタムパラメータ」(p.184)を 参 照 してく<br />

ださい。<br />

10.3 オートヒンティング<br />

アラインメントゾーンとスタンダードステムの2つのフォント 全 体 のパラ<br />

メータが 適 切 に 設 定 されれば、フォント 出 力 ダイアログの「すべてのグリ<br />

フをオートヒント」オプションをオンにしてオートヒンティングのアルゴ<br />

リズムに 作 業 を 任 せることができます。またAutohint カスタムパラメー<br />

タにより 強 制 発 動 させることができます(フォント 出 力 ダイアログでオー<br />

トヒントをしない 設 定 にしてても、このパラメータがあるインスタンスは<br />

オートヒントが 実 行 されます)。<br />

<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />

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