Glyphs 2.3

せん)。 出 力 されるフォントのグリフ 順 を 制 御 するには、フォント 情 報 の
「フォント」タブで「glyphOrder」カスタムパラメータを 追 加 し、1 行 に
つき1グリフでグリフ 名 を 入 力 してリストを 定 義 します。Glyphsがこのカ
スタムパラメータを 検 知 すると、フォントビューにおける 表 示 順 もこれに
従 うようになります(リストフィルタを 適 用 しない 場 合 )。
環 境 設 定 の「 読 み 込 み 元 のファイルのグリフ 名 を 保 持 」がオンになっ
た 状 態 でOTF やTTFフォントを 開 くと、Glyphsはフォント 内 のグリフ 順
を 維 持 するため、 自 動 的 にこのカスタムパラメータを 追 加 します「2.1.2
ユーザー 設 定 」(p.11)。
6.6 グリフ 名 とUnicode
6.6.1 グリフ 情 報 のデータベース
Glyphsは 以 下 に 示 す 独 自 のグリフ 情 報 のデータベースを 内 包 しています。
・ 人 間 が 読 みやすいGlyphs 独 自 の 標 準 グリフ 名 ( 英 語 版 ではNice name)
・ 製 品 用 のグリフ 名 (フォント 出 力 時 に 適 用 されるグリフ 名 )
・Unicode 値 ( 存 在 しない 場 合 もあります)
・ 使 用 が 想 定 されるコンポーネント
・ 配 置 が 必 要 と 思 われるアンカー
・グリフと 関 連 するアクセント( 主 にアンカー 選 択 時 の 仮 表 示 用 )
・グリフの 属 する 文 字 体 系
Adobe Glyph Listの 詳 細 は 以 下 の
ページをご 覧 ください:
github.com/adobe-type-tools/
agl-aglfn
・カテゴリとサブカテゴリ( 文 字 、 大 文 字 / 小 文 字 、 約 物 など)
「 標 準 グリフ 名 (Nice name)」には 独 自 の 命 名 規 則 があり、おおむねAdobe
Glyph List(AGL)の 仕 様 に 沿 っています。しかしAGL ではすべてが 人 間
にとって 読 みやすい 名 前 になっているわけではなく、 例 えば「uni042F」
や「afii10049」などといった 覚 えにくいグリフ 名 も 混 じっています。そ
こでGlyphs ではより 分 かりやすくするために、 文 字 体 系 を 示 す 文 字 を 末
尾 に 加 えたグリフ 名 を 使 用 することにしています( 文 字 体 系 はUnicodeの
規 格 に 則 ったものです)。 例 えば「CYRILLIC CAPITAL LETTER A」( キ
リル 文 字 のA)はGlyphsでは「A-cy」としています。なお、この 情 報 の
データベースはアプリケーションのパッケージ 内 のXML ファイルに 保 存
されています。GlyphsのApplication Supportフォルダに 同 じ 規 則 で 書
かれたXML を 追 加 することにより、このグリフ 情 報 を 拡 張 または 強 制 変
更 することも 可 能 です。 詳 細 は 補 足 資 料 「17.4.1 グローバルなグリフデー
タの 変 更 」(p.208)を 参 照 してください。XML ファイルを 追 加 、 保 存 し
た 後 はGlyphs を 再 起 動 すると 変 更 内 容 が 反 映 されます。グリフ 情 報 の 概
要 を 知 るには「ウインドウ > グリフ 情 報 」メニューを 選 んでください。
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
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