Glyphs 2.3
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9.2.5 カーニングペアのコピー<br />
カーニングペアを 他 のマスターやフォントにコピーしたい 場 合 、「ウイン<br />
ドウ > カーニング」(option + command + K)でカーニングウインドウ<br />
を 表 示 し、コピーしたいペアを 選 択 します。すべてのペアをコピーしたい<br />
場 合 はカーニングウインドウがアクティブな 時 に「 編 集 > すべてを 選 択 」<br />
(command+A)を 選 んですべてのペアをコピー(command + C)した<br />
後 、 目 的 のマスターのカーニングウインドウにペースト(command+V)<br />
します。もし 重 複 がある 場 合 は 対 処 を 促 すダイアログが 表 示 されます。<br />
9.2.6 カーニングのクリーンアップ<br />
グリフを 消 去 した 場 合 、あるいはフォントを 他 からインポートした 場 合 は、<br />
ペアを 構 成 するグリフやグループが 存 在 しないために 無 効 なカーニングペ<br />
アが 発 生 することがあります。これらを 取 り 除 くには、カーニングウイン<br />
ドウの 右 下 の◆cog◆ボタンから「 親 字 不 在 のペアを 消 去 」を 選 んでください。<br />
9.2.7 カーニングの 圧 縮<br />
単 独 のカーニングペアを 設 定 した 後 でカーニンググループを 設 定 するとし<br />
た 場 合 、その 時 点 で 当 該 ペアはまだグループカーニングに 属 していません。<br />
カーニングウインドウ 右 下 の ◆cog◆ボタンから「なるべくグループ 化 」を 選 択<br />
することでグループカーニングに 変 換 することができます。この 機 能 は 単<br />
独 グリフに 設 定 したペアを 可 能 な 限 りグループ 用 ペアに 変 換 する 機 能 です。<br />
グループ 化 機 能 は 例 外 値 をキープしますが、グループ 値 と 同 一 になってい<br />
る 例 外 値 (ロックを 外 したが 値 はグループ 値 と 同 じもの)は 削 除 されます。<br />
一 度 で 全 ペアの 処 理 が 完 了 するとは 限 りませんので、 念 のため2 度 実 行 し<br />
てください。<br />
例 えば、Ť-m 間 のペアがフォント 内 にあるとしましょう。それぞれ@<br />
T という 右 グループと@n という 左 グループに 属 していますが、Ťm はお<br />
互 いグループではなく 単 独 グリフ 同 士 のペアになっているとします。「なる<br />
べくグループ 化 」を 一 度 選 択 すると、ペアは@Tグループと 単 独 小 文 字 m<br />
のペアに 変 化 します。Tm、Ťm、Țm などはすべてカーニングが 適 用 され<br />
ますが、m に 対 してのみ 反 映 されるため、@n に 入 っているはずのn やr<br />
などのグリフには 適 用 されません(Tn はカーニングされないまま)。なる<br />
べくグループ 化 をもう 一 度 実 行 すると、ペアの 後 半 のグリフもグループ 化<br />
<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />
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