Glyphs 2.3

かをが 示 されています。おそらくグリフ 名 を 間 違 えたか、フィーチャー 編
集 時 に 存 在 していたグリフを 消 したか 改 名 した、もしくは 始 めからそのよ
うなグリフを 作 っていなかったのでしょう。 自 動 生 成 されたフィーチャー
が 最 新 でないことも 原 因 になり 得 ます。このような 場 合 、フォント 情 報 の
「フィーチャー」タブのコンパイルボタンの 左 隣 にある「 自 動 」ボタンをク
リックすることで 解 決 できます。
異 なる 文 字 体 系 同 士 のカーニングペ
ア( 例 : 欧 文 とキリル 文 字 のペア)
は、このエラーを 回 避 するためフォ
ント 出 力 時 に 無 視 されます。
「GPOS feature ‘kern’ causes overflow of offset to a subtable.」
GPOS のkern フィーチャーが 複 雑 すぎてグリフのポジショニングのテー
ブルが 膨 大 になるとこのエラーが 表 示 されます。OpenTypeのテーブルの
最 大 容 量 は64KB です。カーニングをクリーンアップしたりグループ 化 す
ると 解 消 するかもしれません。「ウインドウ > カーニング」で 表 示 される
カーニングペアで 設 定 を 確 認 してください。また5ユニット 以 下 のカーニ
ングはほとんど 意 味 がないため 削 除 してよいでしょう。 異 なる 文 字 体 系 同
士 のカーニングも 不 要 ですので、 例 えば 欧 文 とキリル 文 字 のカーニングペ
アなどがあれば 削 除 してください。 他 にはUse Extension Kerningカス
タムパラメータを 使 って 拡 張 カーニングを 使 い、 上 限 を 無 視 するという 方
法 もあります。「17.3 カスタムパラメータ」(p.184)には 各 カスタムパラ
メータの 詳 細 や 値 のサンプルが 載 っています。
「Invalid token.」クラス 名 がスペースで 始 まっているか、または
フィーチャー 内 でクラスを 使 っている 際 に@とクラス 名 との 間 にスペース
が 入 っていると 考 えられます。またはフィーチャーのどこかに 非 ASCII 文
字 が 使 われている 可 能 性 があります。フィーチャーのコメント 欄 にも 使 用
文 字 制 限 は 当 てはまります。
「Lookup type different from previous rules in this lookup
block.」kernなどグリフ 位 置 調 整 (GPOS) 系 のフィーチャーで 前 後 関 係
に 依 存 するものとそうでないものを 混 ぜたのだと 考 えられます。
「MakeOTF error. GPOS feature “xxxx” causes overflow of
offset to a subtable.」 挙 げられたフィーチャーの 位 置 調 整 ルールが 多 す
ぎます。もしこれがkern フィーチャーの 場 合 、カーニングが 多 すぎると
いうことです。カーニンググループより 多 く 使 用 し、ペアをグループ 化 し、
例 外 を 減 らし、また 最 終 手 段 としてUse Extension Kerningカスタムパ
ラメータを 使 うことで 解 決 を 図 りましょう。
「MakeOTF error. GSUB feature “xxxx” causes overflow of
offset to a subtable.」 挙 げられたフィーチャーの 置 き 換 えルールが 多 す
ぎます。ルックアップを 使 用 し、 繰 り 返 しになっている 置 き 換 えルールを
極 力 まとめることでコードを 短 くしましょう。
「makeotfGlyphs.」 最 も 可 能 性 の 高 い 原 因 はグリフ 名 に 使 用 禁 止 文
字 が 使 われているを 使 うことです。 多 くの 場 合 、ダイアログ 内 に 詳 細 な 情
報 が 表 示 されるはずです。
「makeotfGlyphs [FATAL] line too long.」おそらくグリフ 名 が 長
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
158