Glyphs 2.3
Glyphs%20%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%202.3
Glyphs%20%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%202.3
You also want an ePaper? Increase the reach of your titles
YUMPU automatically turns print PDFs into web optimized ePapers that Google loves.
スティックオルタネートを 作 りたい 場 合 、 通 常 スモールキャップは 先 に 発<br />
動 されるため、n.sc.ss01とします(n.ss01.scだとnの 異 体 字 のスモール<br />
キャップとなり、 意 味 が 異 なります)。<br />
ハイフンはグリフが 属 する 文 字 体 系 を 示 すために 使 用 します。 例 えば<br />
「alef-ar」はアラビア 文 字 のアレフ、「alef-hb」はヘブライ 文 字 のアレフ<br />
です。 平 仮 名 の「た」の 場 合 は「ta-hira」とします。リガチャーを 命 名<br />
するには、それぞれのグリフ 名 をアンダースコアで 繋 げます。 例 えば「ffl」<br />
のリガチャであれば「f_f_l」とします。なお、 文 字 グループはグリフ 名 の<br />
最 後 に 一 度 だけ 表 記 します(アラビア 文 字 のラム + アレフのリガチャーは<br />
「lam_alef-ar」であり「lam-ar_alef-ar」ではありません)。バリエー<br />
ションのサフィックスも 末 尾 に 一 度 だけ 表 記 します。サフィックスはリガ<br />
チャーのグリフ 全 体 に 影 響 します。 例 えば、ラムの 語 頭 形 「lam-ar.init」<br />
とアレフの 語 中 形 「alef-ar.medi」のリガチャーは「lam_alef-ar.init」<br />
とします。「l_a.sc」はスモールキャップの「LA」リガチャーとなります<br />
(l だけが 小 文 字 にはなるわけではありません)。<br />
フォントビューで 任 意 のグリフを 選 択 し、コンテクストメニューから「グ<br />
リフ 名 をコピー」を 選 ぶと、グリフ 名 をクリップボードにコピーできます。<br />
コピーするグリフの 書 式 には4 種 類 あります:<br />
・スペース 区 切 り:グリフ 名 はスペースで 区 切 られます( 例 :a adieresis<br />
b c)。 OpenTypeフィーチャーのコードを 書 くときに 重 宝 します。<br />
・コンマ 区 切 り:グリフ 名 はコンマとスペースで 区 切 られます( 例 :a,<br />
adieresis, b, c)。これはカスタムパラメータ 用 のリストをペーストす<br />
る 時 に 便 利 です。また 英 語 として 自 然 な 書 式 なので 他 の 人 とのやりと<br />
りにも 便 利 でしょう。<br />
・スラッシュ 区 切 り:グリフ 名 の 前 にスラッシュが 付 きます( 例 :/a/<br />
adieresis/aacute/b/c)。これはサンプルテキストを 作 るとき、 特 に<br />
Unicode 値 のないグリフのサンプルグリフを 作 るときに 便 利 です。 編<br />
集 ビューにテキストをペーストするとき、<strong>Glyphs</strong> はスラッシュ 付 き<br />
のグリフ 名 をグリフそのものとして 処 理 します。<br />
<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />
79