Glyphs 2.3
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ればいけない 場 合 )。このように 同 名 のアンカーのバリエーションを 作 りた<br />
い 場 合 は、アンダースコアを 使 ったサフィックスで 命 名 してください。サ<br />
フィックスの 内 容 は 自 由 です( 例 :top_1、top_2のように 番 号 で 管 理 する、<br />
top_viet、top_acute のように 名 前 で 管 理 する)。このように 複 数 のバリ<br />
エーションを 作 った 場 合 、コンポーネントグリフで 発 音 記 号 のコンポーネ<br />
ントを 選 択 し、 情 報 パネルにある◆anchor◆のアイコンから 吸 着 先 のアイコンを 選<br />
ぶことができます。なお、このアイコンは 吸 着 候 補 が 複 数 ある 場 合 にのみ<br />
表 示 されます。<br />
Tip: 「 編 集 > 全 てを 選 択 」<br />
(command+A)を 実 行 するとすべ<br />
てのアウトラインを 選 択 しますが、<br />
アンカーやコンポーネントは 選 択 さ<br />
れません。もう 一 度 実 行 すると<br />
(command+Aを2 回 )、すべての<br />
アンカーとコンポーネントも 選 択 さ<br />
れます。<br />
標 準 で 自 動 設 置 されるアンカーの 内 容 を 変 更 したい 場 合 や 仮 表 示 されるア<br />
ンカーの 内 容 を 変 更 したい 場 合 は「17.4.1 グローバルなグリフデータの 変<br />
更 」( p.208)を 参 照 してください。<br />
8.1.7 自 動 整 列<br />
フォント 情 報 の「コンポーネントの 自 動 整 列 を 解 除 」(7.5.3、p.95)がオ<br />
フになっている 場 合 、コンポーネントのみで 構 成 されたグリフでは 各 コン<br />
ポーネントが 自 動 整 列 します。 自 動 整 列 とは、ベースグリフとアンカーの<br />
情 報 に 基 づいてコンポーネントの 位 置 とグリフの 幅 が 自 動 的 に 同 期 、 固 定<br />
されるということです。すべてのコンポーネントには 自 動 整 列 の 有 無 が 内<br />
部 情 報 として 保 持 されています。<br />
文 字 グリフ1つだけで 構 成 されている 場 合 :ベースグリフのカテゴリが<br />
「 文 字 」、グリフ 幅 ありの 発 音 記 号 、または 分 母 や 化 学 用 下 付 きなどの 小 さ<br />
な 数 字 であれば、コンポーネントの 位 置 とサイドベアリングはベースグリ<br />
フと 同 じになります。<br />
文 字 グリフ + 発 音 記 号 グリフで 構 成 されている 場 合 : 最 初 のコンポー<br />
ネントのカテゴリが「 文 字 」で、それ 以 降 のコンポーネントのカテゴリが<br />
「 発 音 記 号 」の 場 合 、コンポーネントの 位 置 とサイドベアリングはベースグ<br />
リフと 同 じになります。また、 発 音 記 号 の 位 置 はアンカーによって 自 動 的<br />
に 定 められ、 字 幅 は 無 視 されます。この 際 、 位 置 調 整 の 基 となるグリフに<br />
は 名 前 付 きアンカー( 例 : 上 付 き 発 音 記 号 用 には 伝 統 的 にtop と 名 付 ける)、<br />
発 音 記 号 側 にはアンダースコアから 始 まる 同 名 のアンカーが 必 要 になりま<br />
す( 例 :_top)。<br />
文 字 グリフ + 文 字 グリフで 構 成 されている 場 合 : 使 われているベース<br />
グリフの 位 置 情 報 に 基 づき、 自 動 的 にリガチャーが 構 成 されます。 字 幅 は<br />
すべてのベースグリフの 合 計 になり、カーニングが 設 定 されている 場 合 は<br />
それも 加 味 されます。 例 えば、one.numr( 分 子 用 の1)、 fraction( 分 数<br />
用 スラッシュ)、two.dnom( 分 母 用 の2)を 使 ってonehalf(½)を 作 る<br />
場 合 、それぞれのグリフがタイプされた 状 態 と 同 一 の 体 裁 になるわけです。<br />
<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />
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