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Glyphs 2.3

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をクリックすることでも 名 前 の 入 力 が 可 能 です。<br />

<strong>Glyphs</strong>には 各 グリフの 詳 細 情 報 のデータベースがあり、どのグリフに<br />

どんなアンカーが 必 要 なのかが 把 握 されています。この 情 報 をもとにアン<br />

カーを 追 加 するには「フォント > アンカーを 自 動 設 置 」(command+U)<br />

を 実 行 します。optionを 押 しながらだと 項 目 名 が「アンカーをリセット」<br />

となり、これを 実 行 すると 既 に 存 在 するアンカーは 破 棄 されてすべてのア<br />

ンカーが 再 配 置 されます(データベースにないアンカーは 削 除 されます)。<br />

アンカーはクリックで 選 択 できます。 選 択 状 態 でTab キーを 押 すと 次 の<br />

アンカー、shift+tab で 前 のアンカーに 移 ることができます。また、shift<br />

を 押 しながらクリックすると 複 数 のアンカーを 追 加 選 択 できます。アンカー<br />

の 名 前 は 選 択 時 にのみ 表 示 されます。すべてのアンカーを 選 択 したい 場 合<br />

は「 編 集 > すべてを 選 択 」(command + A)を 二 度 実 行 します。 一 度 実 行<br />

するとすべてのパスが 選 択 され、もう 一 度 実 行 するとコンポーネントとア<br />

ンカーもすべて 選 択 されます(パスが 存 在 しない 場 合 は 一 度 目 の 実 行 でコ<br />

ンポーネントとアンカーが 選 択 されます)。<br />

アンカーはマウスによるドラッグ、またはキーボードの 矢 印 キーで 移<br />

動 することができます。 矢 印 キーで 移 動 する 際 にshift キーを 押 しておく<br />

と10ユニット 単 位 、commandキーで100ユニット 単 位 の 移 動 が 可 能 です。<br />

また、 情 報 パネルに 座 標 を 入 力 して 移 動 することもできます。アンカーは<br />

通 常 赤 い 丸 で 表 示 されますが、ベースラインやxハイトに 揃 っている 時 は<br />

菱 形 で 表 示 されます。<br />

アンカーを 複 製 するにはoption を 押 しながらドラッグしてください<br />

(ドラッグ 前 からoption を 押 しておく 必 要 があります)。 複 製 されたアン<br />

カーは 名 前 の 末 尾 にアンダースコアが 追 加 されます。これは 各 レイヤー 内<br />

でアンカー 名 が 重 複 してはいけないためです。<br />

アンカーを 削 除 するには、アンカーを 選 択 した 状 態 でdelete または<br />

backspaceキーを 押 します。<br />

3.4.4 ベースグリフ+ 発 音 記 号 の 位 置 合 わせ<br />

<strong>Glyphs</strong> は 結 合 用 発 音 記 号 ( 字 幅 ゼロ)のアンカー(_top や_bottom な<br />

ど)と、それに 対 応 するアンカー(top やbottom など)を 持 ったベース<br />

グリフから、 自 動 的 にOpenType のmark フィーチャー(ベースグリフ<br />

+ 発 音 記 号 の 結 合 機 能 )をフォント 出 力 時 に 生 成 します。なお、 欧 文 用 の<br />

結 合 用 発 音 記 号 ( 字 幅 ゼロ)はグリフ 名 の 最 後 にcomb が 付 きます( 例 :<br />

acutecomb、macroncomb)。<br />

例 えば 小 文 字 m に「top」というアンカーがあり、 結 合 用 発 音 記 号<br />

acutecomb に「_top」というアンカーがあった 場 合 、それぞれの 位 置 が<br />

参 照 され、 元 々フォントには 存 在 しなかったアキュート 付 きのmがフォン<br />

ト 使 用 時 に 自 動 的 に 合 成 されて 使 用 できるようになります。<br />

結 合 用 発 音 記 号 はそれぞれ 固 有 のUnicode 値 を 持 っており、テキスト<br />

<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />

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