Glyphs 2.3
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フィーチャーが 必 要 です。フォント 内 にidotaccent、<br />
i.TRKまたはi.loclTRKがあると(グリフのデザインは<br />
小 文 字 i と 同 一 )、 上 記 言 語 の 小 文 字 i のフィーチャー<br />
が 自 動 的 に 生 成 されます。<br />
・Scommaccent、Tcommaaccent、scommaaccent、<br />
tcommaaccentが 存 在 すると、ルーマニア 語 、モルド<br />
ヴァ 語 (ROM、MOL)の 選 択 時 にScedilla、Tcedilla、<br />
scedilla、tcedillaは 前 者 4つに 置 き 換 えられます。こ<br />
れら2つの 言 語 のためにセディーユ 付 きのS/s とT/tに<br />
Unicode 符 号 が 与 えられましたが、 正 しくはコンマ<br />
アクセント( 別 称 コンマビロー) 付 きであることが 判<br />
明 したため、 後 にそちらも 符 号 化 した 経 緯 があります。<br />
セディーユ 付 きSとTはUnicodeへの 追 加 以 来 、ある<br />
程 度 普 及 してしまっていますが、 現 在 は 上 記 2 言 語 で<br />
は 可 能 な 限 りコンマアクセント 付 きのS とTを 使 うこ<br />
とが 推 奨 されています。 上 記 のグリフがフォント 内 に<br />
存 在 すると、 必 要 なコードが 自 動 で 生 成 されます。<br />
・カタルーニャ 語 (CAT)では periodcenteredが2 連 続<br />
のlの 発 音 を 区 別 するスペリングに 使 われます( 例 :<br />
cella とcel·la の 発 音 はそれぞれセーヤとセッラ、 後<br />
者 のl·l は ella geminada と 呼 ばれます)。ただし<br />
periodcentered をそのまま 使 用 すると 位 置 が 低 すぎ<br />
るのでl の 中 央 揃 いに 見 えるように 高 さを 変 更 し、ス<br />
ペーシングも 空 きすぎて1 単 語 に 見 えなくなるのでキツ<br />
めにします。 大 文 字 では 最 初 のLのカウンターの 中 に 浮<br />
くような 状 態 になります。これを 実 現 する 方 法 は3つあ<br />
ります。まずはカタルーニャ 語 専 用 のperiodcentered.<br />
loclCAT と periodcentered.loclCAT.case を 用 意<br />
することで、これとL、l がフォント 内 に 存 在 する<br />
と 必 要 なコードが 自 動 で 生 成 されます。2つめはL_<br />
periodcentered_L.loclCAT と l_periodcentered_<br />
l.loclCAT という 始 めから 合 字 のように 作 ったグリフ<br />
があると、これもコードが 自 動 で 生 成 されます。3つ<br />
めはUnicodeに 登 録 されているLdot とldotがフォン<br />
ト 内 に 存 在 すると、 同 じく 必 要 なコードが 自 動 で 生 成<br />
されます。3つ 目 の 方 法 についてですが、Ldot とldot<br />
は 現 在 使 用 が 推 奨 されていませんので、 先 の2つのい<br />
ずれかを 採 用 するのが 望 ましいものの、 条 件 を 満 たし<br />
ていない 場 合 には3つ 目 のコードが 最 終 手 段 として 生<br />
成 されます。<br />
<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />
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