Glyphs 2.3

17 補 足 資 料
17.1 フィーチャー 自 動 生 成
Glyphs には 自 動 でOpenType フィーチャーを 生 成 する 機 能 があります。
この 自 動 生 成 を 利 用 するには、 使 用 されるグリフを 特 定 の 命 名 規 則 に 合 わ
せておく 必 要 があります。
aalt All Alternates すべてのオルタネートにアクセスするためのフィーチャー
です。Glyphs はGSUB(グリフ 置 換 系 )の 各 種 フィー
チャーを 認 識 して 自 動 でaaltを 生 成 します。ユーザーが
意 図 的 にグリフ 名 で 自 動 生 成 させることはできません。
liga
Standard
Ligatures
通 常 のリガチャー( 合 字 )です。フォントを 使 用 するアプ
リケーションでは、 通 常 はデフォルトで 有 効 になってい
て、ユーザーが 無 効 にすることもできます。リガチャー
用 のグリフ 名 は、その 基 になるグリフ 名 をアンダースコ
ア(_)で 繋 げて 書 いてください。 欧 文 以 外 で「-cy」や
「-hira」など 末 尾 に 文 字 識 別 子 が 付 いているグリフをリ
ガチャーにする 場 合 、 識 別 子 は 末 尾 に 一 度 明 記 するだけ
で 十 分 です。よくあるリガチャー(f_f_i、f_f_l、f_f、fi、
fl、lu_lakkhangyao-thai、ru_lakkhangyao-thaiな
ど)は 自 動 的 にligaフィーチャーに 登 録 され、 他 はすべ
てdligに 登 録 されます。また 任 意 のリガチャーグリフを
dligではなく 強 制 的 かつ 自 動 的 にligaフィーチャーに 登
録 してほしい 場 合 はグリフ 名 の 末 尾 に「.liga」を 付 けて
ください。 例 :f_b.liga、yi_yi-cy.liga
dlig
Discretionary
Ligatures
任 意 のリガチャーです。フォントを 使 用 するアプリケー
ションでliga は 全 グリフへ 一 律 に 適 用 されますが、dlig
はデフォルトで 無 効 になっており、ユーザーが 任 意 の 箇
所 で 個 別 に 有 効 にして 適 用 します。 一 般 にdligにはliga
よりも 装 飾 度 の 強 いもの、 重 要 度 の 低 いものを 含 めます。
グリフ 名 は、その 基 になるグリフ 名 をアンダースコア
(_)で 繋 げて 書 いてください。 例 :s_t、f_odieresis
hlig
Historical
Ligatures
古 典 的 な 文 字 のリガチャーで、longs( 長 いs)のリガ
チャーが 典 型 的 な 用 途 です。 自 動 でフィーチャーを 生 成
させたい 場 合 はグリフ 名 の 末 尾 に.hligまたは.histを 追
加 してください。
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
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