Glyphs 2.3

「 読 み 込 んだファイルではコンポーネントの 自 動 整 列 を 解 除 」がオフの
場 合 、 既 存 のフォントファイルや 他 のアプリケーションで 作 られた 作 業 ファ
イルを 開 くとコンポーネントの 自 動 整 列 が 実 行 され、コンポーネントの 位
置 が 統 一 されます( 読 み 込 み 元 のファイルとは 体 裁 が 変 わる 可 能 性 があり
ます)。オンにすると 自 動 整 列 はおこなわず、 読 み 込 み 元 のファイルの 各
コンポーネントの 位 置 が 保 持 されます。 自 動 整 列 についての 詳 細 は「8.1.7
自 動 整 列 」(p.102)を 参 照 してください。
編 集 ビューでは 複 数 のグリフを 並 べた 状 態 でデザイン 作 業 などをおこな
うことができます。ここで 表 示 できるテキストの 行 長 を「 編 集 ビュー 幅 」
で 設 定 します。 入 力 する 数 値 はフォントのユニット 数 です。1ユニットは
フォントのボディを 細 分 化 した 単 位 で、フォント 情 報 で 設 定 するUPM に
関 連 しています。 詳 細 は「7.1.2 ユニット 数 (UPM)」( p.82)を 参 照 し
てください。
「ハンドルサイズ」は 編 集 ビューで 表 示 されるすべてのポイント(ベ
ジェ 曲 線 のポイント、アンカー、ヒント)のサイズです。サイズが 大 きい
と 視 認 性 が 向 上 しクリックしやすくなります。 小 さいとパスのデザインが
見 やすくなります。
コーナーポイント、スムースポイント、アラインメントゾーン、カー
ニング 量 、そして 背 景 色 もユーザー 設 定 で 変 更 できます。「 初 期 化 」ボタン
をクリックするとすべての 色 が 初 期 化 されます。
「マスター 互 換 性 をずらし 表 示 」は「 表 示 > マスター 互 換 性 を 表 示 」
(control+option + command + N)を 有 効 にした 状 態 でのアウトライン
表 示 に 関 する 設 定 です。オフの 場 合 、 各 マスターの 原 点 を 揃 えた 上 で 重 ね
て 表 示 します。オンの 場 合 は 斜 めにずらして 表 示 します。 詳 細 は「12.4 互
換 性 の 修 正 」(p.141)を 参 照 してください。
PythonスクリプトAPIのテキスト 出 力 はGlyphsのマクロパネル(ウ
インドウ>マクロパネル)で 行 われます。オンにすると、OSX 付 属 のコン
ソール.app で 行 われます。スクリプトが 原 因 でGlyphs がクラッシュする
など、マクロパネルで 出 力 結 果 が 確 認 できない 時 に 便 利 です。
「Disable Localisation. Please restart Glyphs to take effect.」を
オンにするとアプリケーションの 言 語 を 英 語 に 変 更 できます。アプリケー
ションの 再 起 動 後 に 効 果 が 現 れます。
「Lion 以 降 の 保 存 仕 様 を 使 う」をオンにすると、OS X 10.7 Lionで 実
装 されたファイル 保 存 方 式 が 使 われます。ファイルは 自 動 保 存 され、 過 去
のバージョンを 閲 覧 できるようになります。ただし 独 自 のバージョンコン
トロールシステムを 持 ったクラウドに 保 存 する 場 合 などはこの 機 能 を 切 っ
ておいた 方 がよいでしょう。
Glyphsハンドブック2016 年 11 月 版
12