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Glyphs 2.3

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を 逆 転 」を 選 択 すると、すべてのパス 方 向 が 逆 転 されます。<br />

「パス > パス 方 向 を 修 正 」(shift+command + R)を 選 ぶと、パス 選 択 の<br />

有 無 に 関 係 なく<strong>Glyphs</strong> は 自 動 ですべてのパスの 正 しい 方 向 を 判 別 し、 必<br />

要 に 応 じて 修 正 します。 同 機 能 はパスの 重 なり 順 も 変 更 し、すべてのパス<br />

の 開 始 点 を 左 下 のポイントにリセットします。<br />

option を 押 すと 同 メニュー 項 目 は「 全 マスターのパス 方 向 を 修 正 」<br />

(option+shift+command + R)に 変 わります。 項 目 名 の 通 り、この 機<br />

能 は 選 択 中 のグリフのすべてのマスターのパス 方 向 を 修 正 します。もしブ<br />

レースレイヤー(12.7、p.146)やブラケットレイヤー(12.8、p.146)が<br />

ある 場 合 、これらにも 適 用 されます。この 機 能 はマスターでないレイヤー<br />

には 影 響 しません。マルチプルマスターのファイルでは 便 利 な 機 能 です。<br />

マルチプルマスターで 補 間 する 際 は、パスの 重 なり 順 、 開 始 点 の 位 置 、<br />

そしてパスの 方 向 はどのマスターでも 統 一 されてなければいけません。 詳<br />

細 は「12 マルチプルマスター」(p.139)を 参 照 してください。<br />

3.3.13 極 点 と 変 曲 点<br />

極 点 とはハンドルの 角 度 が 完 全 に 水 平 または 垂 直 になるポイントのことで<br />

す。パスには 極 点 を 置 くのが 慣 例 となっています。フォント 技 術 の 中 には<br />

ヒンティングなど 極 点 が 置 かれていることが 前 提 になっているものもあり<br />

ますし、ナッジ 移 動 (「3.3.2 ポイントとパスの 移 動 」、p.18)でも 極 点 が<br />

ある 方 が 容 易 に 制 御 できます。 変 曲 点 とはカーブ 方 向 が 途 中 で 入 れ 替 わる<br />

セグメント(2つの 弧 からなる 波 型 セグメント)の 方 向 転 換 点 のことです。<br />

パスのオフセット(5.<strong>2.3</strong>、p.56)などのフィルタでは 変 曲 点 があった 方<br />

が 美 しい 結 果 を 得 られます。フォントレンダラーの 中 にはこのようなポイ<br />

ントがない 場 合 、パスが 正 確 に 描 画 されない 可 能 性 があります。また、マ<br />

ルチプルマスターで 変 曲 点 がない 場 合 、スムースポイントであるはずのポ<br />

イントが 折 れることもあります。なお、Web フォントの 製 作 などではファ<br />

イルサイズを 最 小 限 に 保 つためにポイント 数 を 少 なめに 抑 えた 方 がいい 場<br />

<strong>Glyphs</strong>ハンドブック2016 年 11 月 版<br />

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