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第 9 章 - アプリケーションエンジンのコンセプト
タスクの 初 期 化
データビューの 準 備
•[データビュー]エディタで 定 義 されたすべてのデータソースをオープンします。
• Magic uniPaaS はタスクデータビューのコマンドを 解 析 し、 次 の 情 報 に 基 づいてタスクの 論 理 レコードを 作 成 します。
• メインソースおよびリンクされたデータソースのカラム 定 義
• 変 数 およびパラメータ
• 他 のタスクから 呼 び 出 されている 場 合 は、パラメータの 値 を 受 け 取 ります。
• 変 数 項 目 については、その 型 のデフォルト 値 が 設 定 されます。( 数 値 型 は 0、 文 字 型 はブランクなど)
• タスクで 扱 うデータ 範 囲 が[ 範 囲 ]ウィンドウに 定 義 された 範 囲 基 準 にしたがって 設 定 されます。
•[ソート]テーブルに 指 定 があるとき、それに 従 ってデータビューをソートします。
それ 以 外 の 準 備 事 項
次 に 実 行 されるのはタスクを 初 期 化 する 手 続 きです。
•[ 入 出 力 ファイル]テーブルに 定 義 があるときは、その I/O デバイスをオープンします。
•[タスク 前 ]ロジックユニットの 処 理 コマンドが 実 行 されます。
ここまでのステージでは、 メインソースおよびリンクデータソースからのデータはまだ 利 用 できません。
レコードの 処 理
[タスク 前 ]が 終 了 した 後 、 以 下 の 手 順 でデータビューのレコードが 処 理 されます。
[レコード 前 ]の 処 理
• データビューの 最 初 のレコードが 位 置 付 けされ、 読 込 まれてきます。
オン ラ イ ン タ ス クや リ ッ チ ク ラ イ アン ト タ ス ク では、 デー タ ソースにデー タが 存 在 し ない と き、 タ ス クは [ 登 録 ]
モー ド で 実 行 が 開 始 されます。 ただ し、 これはタ ス ク 特 性 で 登 録 モー ド を 許 可 する 設 定 にな っ ている 場 合 であ り 、
許 可 し ない 設 定 の 場 合 、 タ ス クは 何 もせずに 終 了 し ます。 また、 [ 空 のデー タ ビ ュー 許 可 ] 特 性 が< Yes >の 場 合
は、 デー タが 存 在 し な く て も タ ス ク を 起 動 させる こ とができます。
• すべての 変 数 の[ 代 入 ] 式 が 評 価 され 値 が 設 定 されます。 実 項 目 に 定 義 された[ 代 入 ] 式 はタスクが[ 登 録 ]モードのと
きのみ 有 効 です。
• 最 初 に 読 込 まれたレコードから 他 のデータソースへのすべてのリンクが 実 行 されます。
• タスク 特 性 の[チェック 時 期 ]が[B= 前 置 ]のとき、Magic エンジンは[タスク 終 了 条 件 ]を 評 価 します。
• レコード 処 理 のループが 開 始 されます。したがって、この 処 理 からデータソースのカラムに 操 作 を 行 うことができます。
•[レコード 前 ]ロジックユニットの 処 理 コマンドが 実 行 されます。
コントロール 処 理
各 レコードでは、オンラインタスクやリッチクライアントタスクの 場 合 、アクセスされたコントロールに 定 義 されたロジッ
クユニットが 実 行 されます。エンドユーザはキーボード(Tab または Shift+Tab)またはマウスのクリックによりコントロール
にアクセスします。
• コントロール 前 …… カーソルがそのコントロールに 移 動 したとき、 該 当 する[コントロール 前 ]ロジックユニットの 処
理 コマンドが 実 行 されます。
• コントロール 検 証 …… カーソルがそのコントロールから 他 に 移 動 しようとするとき、[コントロール 検 証 ]ロジックユ
ニットが 定 義 されていればそのコマンドが 実 行 されます。また、( 高 速 モードで)カーソルがそのコントロールを 通 過 し
た 場 合 も 同 様 です。
• コントロール 後 …… カーソルがそのコントロールから 離 れるとき、[コントロール 後 ]ロジックユニットの 処 理 コマンド
が 実 行 されます。これは 他 のコントロールにカーソルが 移 動 したり、 他 のレコードに 移 動 したり、タスクを 終 了 する 場 合
などがあります。
[ 項 目 変 更 ]の 処 理
140 Getting Started
Magic uniPaaS V1Plus