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Getting Started - Magic Software DEVNET Japan - Magic Software ...

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第 17 章 - 1 対 多 のデータリレーション<br />

商 品 選 択 プログラムの 作 成<br />

この 関 係 がまさしく1 対 多 のデータリレーションになります。<br />

たとえば 次 のような 受 注 データのサンプルを 考 えてみてみましょう。<br />

< 受 注 >データソースのサンプル<br />

受 注 番 号 受 注 日 顧 客 コード 合 計 金 額 支 払 い 方 法<br />

1 2007/03/01 1111 7000 現 金<br />

< 受 注 明 細 > データソースのサンプル<br />

受 注 番 号 明 細 行 商 品 数 量 価 格<br />

1 1 レーザマウス 3 1500<br />

1 2 キーボード 4 4000<br />

1 3 USB メモリ 1 1500<br />

< 受 注 番 号 >の 項 目 が 両 方 のデータソースにあり、2つのデータソースの 接 続 関 係 を 成 立 させる 共 通 要 素 になっています。<br />

上 記 の 例 で、< 受 注 番 号 > = 1のレコードは、< 受 注 >データソースに1つ、< 受 注 明 細 >データソースには3つあります。<br />

1 対 多 のデータリレーションによるメリット<br />

もし1 対 多 のデータリレーションを 知 らないでいると、 受 注 データを1つのデータソースで 実 現 しようとするかも 知 れませ<br />

ん。 先 ほどの 例 を 考 えてみると、1つで 実 現 した 場 合 のデータソースは 次 のようになるでしょう。<br />

受 注 番 号 受 注 日 顧 客 コード 合 計 金 額 支 払 方 法 明 細 行 商 品 数 量 価 格<br />

1 2007/03/01 1111 7000 現 金 1 レーザマウス 3 1500<br />

1 2007/03/01 1111 7000 現 金 2 キーボード 4 4000<br />

1 2007/03/01 1111 7000 現 金 3 USB メモリ 1 1500<br />

この 例 では、 最 初 の5カラムが 同 じデータの 繰 り 返 しになっていることが 分 かります。<br />

もしこのようにデータソースを 定 義 してしまうと、エンドユーザが 同 じ 情 報 を 何 度 も 入 力 しなければならないだけでなく、<br />

レコードサイズが 大 きくなってしまうという 問 題 が 生 じます。その 結 果 データソース 自 体 も 巨 大 なものとなり、ディスクを 不<br />

必 要 に 占 有 し、またエンジンの 実 行 速 度 にも 悪 影 響 を 及 ぼすことになってしまいます。<br />

このような 問 題 を 避 けるためには、2 つのデータソースを 次 の 規 則 にしたがって 定 義 します。<br />

• 繰 り 返 し 出 てくるデータカラムは、 主 データソースで 定 義 します。<br />

• ユニークなカラムについては、 従 データソースにて 定 義 します。<br />

• 2 つのデータソースは 共 通 カラムによって 関 連 付 けられます。<br />

• 共 通 カラムだけは 従 データソースで 繰 り 返 し 現 れても 構 いません。<br />

< 受 注 >データソースおよび< 受 注 明 細 >データソースの 例 のように、データソースを 2 つに 分 けることによって、エンド<br />

ユーザのタイプ 入 力 の 手 間 を 減 らすだけでなく、 各 データソースのレコードサイズも 小 さくできるというメリットが 生 じま<br />

す。<br />

3 . 商 品 選 択 プログラムの 作 成<br />

1 対 多 のデータリレーションの 実 習 に 取 り 組 む 前 に、まず< 商 品 >データソースのために 選 択 プログラムを 一 つ 作 成 しま<br />

しょう。<br />

商 品 選 択 プログラムは、 前 の 章 で 実 習 した 方 法 と 同 じように 作 成 します。<br />

写 真 の 論 理 名 を 定 義<br />

本 コースの CD には 商 品 のイメージデータファイルの 入 ったフォルダがあります。<br />

各 イメージファイルの 名 前 は、 商 品 名 と 同 じになっています。<br />

<strong>Getting</strong> <strong>Started</strong> 245<br />

<strong>Magic</strong> uniPaaS V1Plus

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