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第 12 章 - [ブロック] 処 理 コマンド
1 . はじめに
プログラムの 一 部 は 条 件 的 に 実 行 を 制 御 することが 必 要 になる 場 合 があります。 多 くの 場 合 、それぞれ 異 なる 一 まとまりの
内 容 を、 条 件 によって 選 択 的 に 実 行 します。
そのような 場 合 、[ブロック] 処 理 コマンドにより、 構 造 的 でかつ 効 率 的 なプログラムを 作 成 することができます。
[ブロック] 処 理 コマンドを 使 用 する 利 点 は 二 つあります。
• 複 数 コマンドの 条 件 的 実 行
複 数 の 処 理 コマンドのまとまりを、ある 一 つの 実 行 条 件 でくくることができます。
この 場 合 は 三 つの 処 理 コマンドを 利 用 します。
• ブロック If
• ブロック Else
• ブロック End
• 複 数 コマンドの 反 復 (ループ) 実 行
複 数 の 処 理 コマンドのまとまりを、ある 一 つの 実 行 条 件 が 成 立 している 間 、 繰 り 返 し 実 行 することができます。
この 場 合 は 二 つの 処 理 コマンドを 利 用 します。
• ブロック While
• ブロック End
本 章 ではこれらの 処 理 コマンドをプロジェクトの 中 で 実 際 に 使 用 してみることにより、 理 解 を 深 めます。
2 .[ブロック] 処 理 コマンドの 構 造
[ブロック] 処 理 コマンドのいろいろな 使 い 方 を 最 初 にまとめておきます。
例 1. 一 つの 実 行 条 件 で、コマンドグループの 実 効 制 御 を 行 う 場 合
ブロック If 実 行 条 件
処 理 コマンド
・・・
処 理 コマンド
ブロック End
Magic エンジンが[ブロック If] 処 理 コマンドを 実 行 するときには、まずその 実 行 条 件 を 評 価 します。
• 結 果 が 'True' の 場 合 、If ブロックの 処 理 コマンドが 実 行 されます。
• 結 果 が 'False' の 場 合 、If ブロックの 処 理 コマンドを 実 行 せず、スキップします。
例 2. 実 行 条 件 が 成 立 するときは If ブロック、 成 立 しない 場 合 は Else ブロックの 処 理 コマンドを 実 行 させる 場
合
ブロック If
処 理 コマンド
・・・
処 理 コマンド
ブロック Else
処 理 コマンド
・・・
処 理 コマンド
ブロック End
実 行 条 件
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