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第 10 章 - イベント
イベントの 発 動
3 . イベントの 発 動
イベントテーブルで 定 義 する[トリガタイプ]と[トリガ]によってイベントが 発 動 されます。
しかし[トリガタイプ]と[トリガ]が 指 定 されている 場 合 であっても、それに 関 係 なくアプリケーションロジックにより
イベントを 実 行 させたいときがあります。
そのようなときは、[イベント 実 行 ] 処 理 コマンドを 使 用 します。
[イベント 実 行 ]コマンドによるイベントの 発 動
< 収 入 レベル>が 4,000,000 を 超 える 場 合 は、の 値 を[True]にする 処 理 の 作 成 を 考 えてみましょう。
この 場 合 、もっとも 基 本 的 な 方 法 は、[ 項 目 更 新 ] 処 理 コマンドを 使 用 して、の 値 を[True]にすること
です。 下 図 はこのような 例 を 示 しています。
しかし 顧 客 のステータスを ' ゴールド 会 員 ' に 変 更 することは、 通 常 、 単 にの 値 を[True]にすることだ
けではありません。( 詳 細 は 略 します。)
また、 顧 客 のステータスの 変 更 は、< 収 入 レベル> 以 外 の 要 素 により 行 われることもあります。
イベントドリブンの 方 法 を 用 いれば、 顧 客 のステータスを 変 更 する 処 理 は 一 箇 所 (イベントハンドラ)で 定 義 し、 変 更 理 由
(トリガ)については、 複 数 の 場 所 で 定 義 することが 可 能 になります。
各 プロセスに 名 前 を 付 けることで、トリガとハンドラでどのような 参 照 が 行 われたかを 知 ることができます。
[イベント 実 行 ]コマンドを 使 ったイベント 発 動
ここでは、< 収 入 レベル>の 変 更 後 にイベントを 実 行 するようなロジックユニットを 作 成 してみましょ
う。
1. < 顧 客 -ラインモード>プログラム(#6)を 開 きます。
2.[ロジック]エディタを 選 択 します。
3. 新 しいヘッダ 行 (Ctrl+H)を 作 成 します。
4.[ 項 目 変 更 ]ロジックユニットを 選 択 し、 項 目 として< 収 入 レベル>を 指 定 します。
5. 新 しく 一 行 作 成 (F4)します。
6.[イベント 実 行 ] 処 理 コマンドを 選 択 します。
7. パラメータを 下 表 のように 設 定 します。
コマンド イベント パラメータ ウェイト 条 件
イベント 実 行 ゴールド 会 員 Yes 収 入 レベル >4,000,000
イベントの 設 定 は 次 のようにします。
8.[イベント 設 定 ] 欄 からズームして[イベント]ダイアログを 開 きます。
9.[イベントタイプ]として[U= ユーザ]を 選 択 します。
10.[イベント] 欄 からズームして、イベント 一 覧 を 開 きます。
a. イベントにパークします。
b. [ 選 択 ]ボタンをクリックします。
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