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第 12 章 - [ブロック] 処 理 コマンド
練 習 問 題
Magic エンジンは[ブロック While] 処 理 コマンドの 実 行 条 件 を 評 価 し、[True]の 場 合 、ブロック 内 のコマンドを 一 つ 一 つ
順 に[ブロック End] 処 理 コマンド 行 まで 処 理 を 行 います。その 後 再 び 条 件 を 評 価 し、 評 価 結 果 が[False]となるまで、ブ
ロック 内 コマンドの 実 行 を 繰 返 します。[False]が 検 出 された 場 合 は、ブロック 内 コマンドをスキップし、[ブロック End] 処
理 コマンド 行 の 次 のコマンドから 処 理 を 続 行 します。
6 . 練 習 問 題
第 8 章 で、< 取 引 先 >データソースを 定 義 し、< 取 引 先 -ラインモード>プログラムを 作 成 しました。ここではそのプログ
ラムを 修 正 し、 取 引 先 ごとにボーナスを 計 算 する 機 能 を 追 加 してみましょう。
取 引 先 のボーナスは 会 社 との 取 引 関 係 が 始 まってからの 継 続 年 数 によって 計 算 されるものとし、 具 体 的 には 次 の 規 則 を 適 用
します。
• 10 年 以 上 の 取 引 実 績 がある 場 合 、 取 引 額 の 20% をボーナスとします。
• 10 年 未 満 の 場 合 は 10% とします。
次 のようにして、このロジックを 組 込 んでみましょう。
1. < 取 引 先 -ラインモード>プログラムにズームします。
2.[ロジック]エディタで< 取 引 累 積 年 数 >コントロールに[コントロール 後 ]ロジックユニットを 定 義 してください。
3. ロジックユニットで[ブロック If] 処 理 コマンドを 定 義 し、 実 行 条 件 に< 取 引 累 積 年 数 >=10 >を 設 定 します。
4.[ブロック If]のブロック 内 に、の 値 をとする[ 項 目 更 新 ] 処 理 コマンドを 定 義 します。
5.[ 項 目 更 新 ] 処 理 コマンドの 次 に、[ブロック Else] 処 理 コマンドを 追 加 します。
6. もう 一 つ[ 項 目 更 新 ] 処 理 コマンドを 定 義 し、こちらはの 値 をにします。
7. 変 更 内 容 を 保 存 し、プログラムを 閉 じます。
8. プログラムを 実 行 し、 結 果 を 確 認 しましょう。
7 . 要 約
本 章 では、[ブロック] 処 理 コマンドについて 学 習 しました。
[ブロック] 処 理 コマンドは 式 の 定 義 を 単 純 化 し、 同 じ 式 をあちこちに 定 義 する 手 間 を 省 いて 開 発 効 率 を 高 めるだけでなく、
プログラムの 保 守 性 を 高 め、Magic エンジンの 実 行 速 度 を 上 げ、また 条 件 定 義 のネスト 構 造 を 可 能 とすることで、 見 やすいプ
ログラムを 実 現 します。
[ブロック] 処 理 コマンドを 使 用 する 場 合 としては、 主 に 二 つあります。
1. コマンドグループを 条 件 に 基 づいて 実 行 管 理 する
2. 条 件 が 成 立 している 間 、コマンドグループを 繰 返 し 実 行 する
#1 の 場 合 には 次 の 処 理 コマンドを 利 用 します。
• ブロック If
• ブロック Else
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