Getting Started - Magic Software DEVNET Japan - Magic Software ...

第 9 章 - アプリケーションエンジンのコンセプト
• 上 の 表 は 各 ロジックユニットの1 実 行 サイクルを 示 しています。もしレコードまたはコントロールのサイクル
が 終 了 しない 場 合 は、その[ 前 ] 処 理 から[ 後 ] 処 理 までを 反 復 することになります。
• コントロールロジックユニットはレコードロジックユニットサイクルの 内 部 で 実 行 され、 同 様 にレコードロ
ジックユニットは、タスクロジックユニットの 内 部 で 実 行 されるようになっています。
• 親 となるロジックユニットは、その 下 位 にあるサブロジックユニットが 終 了 しない 限 り、 終 了 することができ
ません。
5 . 要 約
本 章 では 次 のような Magic エンジンの 仕 組 みについて 学 びました。
• イベントドリブンの 方 法 と、3 つの 要 素 すなわちイベント、トリガ、ハンドラについて
• タスクのメインソースとタスクタイプ、およびタスクの 実 行 プロセスについて
• タスクレベル、レコードレベル、コントロールレベル、 項 目 レベルなどのタスクの 主 なレベルについて
• タスクの 各 レベルが 異 なるロジックユニットにより 実 行 制 御 されていること
• ロジックユニットとそのトリガおよび 役 割 について
• Magicエンジンにはいろいろな 場 合 に 対 応 して 実 行 される 豊 富 な 組 込 み 処 理 があること
たとえばオンラインタスクでメインデータソースのカラムを 選 択 している 場 合 、タスクの 実 行 にともなって、データソース
をオープンし、データソースからそのカラムデータを 読 込 み、データを 表 示 し、エンドユーザが 内 容 を 変 更 したときにはデー
タソースにその 変 更 を 保 存 するといった 一 連 の 処 理 が Magic エンジンには 組 込 まれていて、 自 動 的 にこれらの 処 理 の 実 行 を 制
御 しているのです。
本 章 の 結 論 として、 次 のことを 覚 えておいてください。すなわち、Magic uniPaaS では、[どのようにプログラムを 構 成 しな
ければならないかではなく、(すでにある 枠 組 みの 中 で)そこで 何 がなされるべきか]を 明 確 にすればよいということです。
さて、 本 章 で Magic エンジンの 仕 組 みについて 多 く 学 んだので、タスク 実 行 エンジンの 処 理 ルールを 利 用 した、より 効 率 的
なプログラムが 作 成 できるようになりました。
142 Getting Started
Magic uniPaaS V1Plus