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WebManager - 日本電気

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EXEC リソーススクリプト作成のヒント<br />

セクション II リソース詳細<br />

以下の点に注意して、スクリプトを作成してください。<br />

EXEC リソースを理解する<br />

� スクリプト中にて、実行に時間を必要とするコマンドを実行する場合には、コマンドの実行<br />

が完了したことを示すトレースを残すようにしてください。この情報は、問題発生時、障害<br />

の切り分けを行う場合に使用することができます。トレースを残す方法は下記の2つがあ<br />

ります。<br />

� スクリプト中にechoコマンドを記述してEXECリソースのログ出力先を設定する方法<br />

トレースをechoコマンドにて標準出力することができます。その上で、スクリプトが属して<br />

いるリソースのプロパティでログ出力先を設定します。<br />

デフォルトではログ出力されません。ログ出力先の設定については 354 ページの 「<br />

EXEC リソースの調整を行うには」を参照してください。ログ出力先に設定されたファイル<br />

には、サイズが無制限に出力されますのでファイルシステムの空き容量に注意してくださ<br />

い。<br />

(例:スクリプト中のイメージ)<br />

echo “appstart..”<br />

appstart<br />

echo “OK”<br />

� スクリプト中にclplogcmdを記述する方法<br />

clplogcmdで<strong>WebManager</strong> のアラートビューやOSのsyslogに、メッセージを出力できま<br />

す。clplogcmdについては、「第 4 章 CLUSTERPRO コマンドリファレンス」の「メッセー<br />

ジ出力コマンド」を参照してください。<br />

(例:スクリプト中のイメージ)<br />

clplogcmd -m “appstart..”<br />

appstart<br />

clplogcmd -m “OK”<br />

EXEC リソース 注意事項<br />

� exec リソースから起動されるアプリケーションのスタックサイズについて<br />

スタックサイズが 2MB に設定された状態で exec リソースが実行されます。このため、<br />

exec リソースから起動されるアプリケーションで 2MB 以上のスタックサイズが必要な場<br />

合には、スタックオーバーフローが発生します。<br />

スタックオーバーフローが発生する場合には、アプリケーションを起動する前にスタックサ<br />

イズを設定してください。<br />

1. 「この製品で作成したスクリプト」を使用している場合<br />

アプリケーションを起動する前に、ulimit コマンドでスタックサイズを設定してください。<br />

デフォルトのスクリプトには ulimit コマンドが記載されています。<br />

2. 「ユーザアプリケーション」を使用している場合<br />

「この製品で作成したスクリプト」に変更し、スクリプト内からアプリケーションを起動するよ<br />

うに編集してください。<br />

アプリケーションを起動する前に、ulimit コマンドでスタックサイズを設定してください。<br />

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