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WebManager - 日本電気

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第 6 章 モニタリソースの詳細<br />

426<br />

以上の流れは、インタコネクト LAN が健全であることが前提となります。<br />

全てのインタコネクト LAN が切断された状態では、他サーバとの内部通信が不可能なため、<br />

監視対象の異常を検出してもグループのフェイルオーバ処理が失敗します。<br />

全てのインタコネクト LAN の断線を想定してグループのフェイルオーバを可能にする方法とし<br />

て、異常を検出したサーバをシャットダウンさせることができます。これにより他サーバがサー<br />

バダウンを検出してグループのフェイルオーバを開始します。<br />

以下の設定例で、全インタコネクト LAN が断線状態での異常検出の流れを説明します。<br />

[設定例]<br />

<br />

インターバル 30 秒<br />

タイムアウト 30 秒<br />

リトライ回数<br />

<br />

3 回<br />

回復対象 フェイルオーバグループ A<br />

再活性化しきい値 3 回<br />

フェイルオーバしきい値 1 回<br />

最終動作 クラスタデーモン停止及び OS シャットダウン<br />

を指定している場合の挙動の例<br />

回復対象への再活性化処理は、インタコネクト LAN が健全な場合と同じです。<br />

インタコネクト LAN が必要となる、サーバ 1 でのフェイルオーバ処理から説明します。<br />

サーバ1 : IPモニタリソース1<br />

再活性化回数 3回<br />

フェイルオーバ回数 0回<br />

Public LAN (Interconnect 兼用)<br />

サーバ1 Interconnect<br />

LAN<br />

サーバ2<br />

モニタリソース<br />

IPモニタ<br />

リソース1<br />

フェイルオーバ<br />

グループA<br />

ディスクリソース1<br />

execリソース1<br />

フローティングIPリソース1<br />

共有ディスク<br />

再活性化しきい値を超えた場合<br />

モニタリソース<br />

IPモニタ<br />

リソース1<br />

Disk Heartbeat<br />

ゲートウェイ<br />

フェイルオーバグループAのフェイ<br />

ルオーバ処理を開始するが、イン<br />

タコネクトLANが断線状態で内部<br />

通信が不可能なため失敗<br />

”フェイルオーバしきい値” は各サーバでの<br />

フェイルオーバの回数<br />

サーバ1での1回目のフェイルオーバ処理<br />

サーバ1 : IPモニタリソース1<br />

再活性化回数 3回<br />

フェイルオーバ回数 1回<br />

サーバ2 : IPモニタリソース1<br />

再活性化回数 0回<br />

フェイルオーバ回数 0回<br />

サーバ1でフェイルオーバしきい値を超えた場合<br />

CLUSTERPRO X 2.1 for Solaris リファレンスガイド

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