27.02.2013 Views

WebManager - 日本電気

WebManager - 日本電気

WebManager - 日本電気

SHOW MORE
SHOW LESS

You also want an ePaper? Increase the reach of your titles

YUMPU automatically turns print PDFs into web optimized ePapers that Google loves.

第 6 章 モニタリソースの詳細<br />

モニタリソースによる異常検出時の動作<br />

異常検出時には回復対象に対して以下の回復動作が行われます。<br />

� 監視対象の異常を検出すると回復対象の再活性化を行います。<br />

� 再活性化しきい値の再活性化に失敗した場合、フェイルオーバを行います。<br />

� フェイルオーバしきい値のフェイルオーバを行っても異常を検出する場合、最終動作を行<br />

います。<br />

回復動作は、回復対象が以下の状態であれば行われません。<br />

回復対象 状態 再活性化 2<br />

グループリソース/<br />

フェイルオーバグループ<br />

フェイル<br />

オーバ 3<br />

停止済 × × ×<br />

起動/停止中 × × ×<br />

起動済 ○ ○ ○<br />

異常 ○ ○ ○<br />

クラスタ - - - ○<br />

○:回復動作が行われる ×:回復動作が行われない<br />

最終動作 4<br />

注: モニタリソースの異常検出時の設定で回復対象にグループリソース(例: ディスクリソース、<br />

EXEC リソース)を指定し、モニタリソースが異常を検出した場合の回復動作遷移中(再活性化<br />

→ フェイルオーバ → 最終動作)には、以下のコマンドまたは <strong>WebManager</strong> から以下の操<br />

作を行わないでください。<br />

� クラスタの停止 / サスペンド<br />

� グループの開始 / 停止 / 移動<br />

モニタリソース異常による回復動作遷移中に上記の制御を行うと、そのグループの他のグ<br />

ループリソースが停止しないことがあります。<br />

また、モニタリソース異常状態であっても最終動作実行後であれば上記制御を行うことが可能<br />

です。<br />

モニタリソースの状態が異常から復帰(正常)した場合は、再活性化回数、フェイルオーバ回数、<br />

最終動作の実行要否はリセットされます。<br />

回復動作の再活性化回数およびフェイルオーバ回数は、回復動作に失敗した場合でも 1 回と<br />

してカウントされることに注意してください。<br />

2<br />

再活性化しきい値に1以上が設定されている場合のみ有効になります。<br />

3<br />

フェイルオーバしきい値に1以上が設定されている場合のみ有効になります。<br />

4<br />

最終動作に"何もしない"以外が設定されている場合のみ有効になります。<br />

CLUSTERPRO X 2.1 for Solaris リファレンスガイド<br />

416

Hooray! Your file is uploaded and ready to be published.

Saved successfully!

Ooh no, something went wrong!