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WebManager - 日本電気

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第 10 章 保守情報<br />

一時的にフェイルオーバを実行させないように設定す<br />

るには<br />

568<br />

サーバダウンや監視異常によるフェイルオーバを一時的に抑止する場合には、以下の手順を<br />

実行してください。<br />

1. タイムアウトの一時調整<br />

タイムアウトを一時的に調整することで、サーバダウンによるフェイルオーバを抑止するこ<br />

とができます。<br />

タイムアウトの一時調整には、clptoratio コマンドを使用します。クラスタ内のいずれかの<br />

サーバ上で clptoratio コマンドを実行してください。<br />

例) HB タイムアウトが 90 秒のときに、1 時間フェイルオーバを抑止する場合<br />

clptoratio -r 40 -t 1h<br />

clptoratio コマンドの詳細に関しては本書の「第 4 章 CLUSTERPRO コマンドリファレン<br />

ス」を参照してください。<br />

2. モニタリソースの監視一時停止<br />

監視を一時停止することで、監視によるフェイルオーバの発生を抑止することができます。<br />

監視の一時停止には、clpmonctrl コマンドを使用します。クラスタ内の全てのサーバで<br />

clpmonctrl コマンドを実行してください。<br />

例) 全ての監視を停止する場合<br />

clpmonctrl –s<br />

clpmonctrl コマンドの詳細に関しては本書の「第 4 章 CLUSTERPRO コマンドリファレ<br />

ンス」を参照してください。<br />

フェイルオーバを抑止する必要がなくなった時点で、以下の手順でフェイルオーバさせないた<br />

めの設定を解除してください。<br />

1. タイムアウトの一時調整<br />

タイムアウトの一時調整を解除します。クラスタ内のいずれかのサーバ上で clptoratio コ<br />

マンドを実行してください。<br />

clptoratio –i<br />

clptoratio コマンドの詳細に関しては本書の「第 4 章 CLUSTERPRO コマンドリファレン<br />

ス」を参照してください。<br />

2. モニタリソースの監視再開<br />

監視を再開させます。クラスタ内の全てのサーバで clpmonctrl コマンドを実行してくださ<br />

い。<br />

例) 全ての監視を再開する場合<br />

clpmonctrl –r<br />

clpmonctrl コマンドの詳細に関しては本書の「第 4 章 CLUSTERPRO コマンドリファレン<br />

ス」を参照してください。<br />

CLUSTERPRO X 2.1 for Solaris リファレンスガイド

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