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WebManager - 日本電気

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第 8 章 ネットワークパーティション解決リソースの詳細<br />

PING 方式によるネットワークパーティション解決を理<br />

解する<br />

420<br />

PINGネットワークパーティション解決リソースの設定<br />

PING ネットワークパーティション解決リソースを使用するためには、以下の設定が必要です。<br />

� pingコマンドを受信し、応答を返却可能な常時稼動している装置(以下、「ping用装置」と<br />

省略します)が必要です。<br />

PING ネットワークパーティション解決リソースは、他サーバからのハートビート切れを検出した<br />

際に、ping 用装置から ping コマンドの応答がある場合には相手サーバのダウンと判断して<br />

フェイルオーバを実施し、ping コマンドの応答がない場合はネットワークパーティション症状に<br />

より自身がネットワークから孤立したものと判断して緊急シャットダウンします。<br />

正常時<br />

ping 装置<br />

全ネットワーク断線<br />

ping 応答なしのため<br />

ダウン<br />

シ ャ ッ ト<br />

ダ ウ ン<br />

サーバをシャットダウンさせ、両系で同じ<br />

グループの活性を防止<br />

詳細については「第 3 章 Builder の機能」の「ping I/F タブ」を参照してください。<br />

PINGネットワークパーティション解決リソースの注意事項<br />

ping 用装置の障害などにより、ハートビートが途絶する前に ping コマンドの応答が返らない状<br />

態が続くと、ネットワークパーティションの解決ができなくなりますので、この状態でハートビート<br />

切れを検出した場合、全サーバがフェイルオーバを実行します。このため、共有ディスクを使用<br />

するクラスタの場合、この方式では同一リソースを複数のサーバからアクセスしてデータ破壊<br />

を引き起こす可能性があります。<br />

CLUSTERPRO X 2.1 for Solaris リファレンスガイド

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