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フローティングIPリソースに関する注意事項
サーバ1
セクション II リソース詳細
� ifconfig コマンドのタイムラグによる IP アドレス重複について
フローティング IP リソースを理解する
フローティング IP リソースで以下の設定の場合、リソースのフェイルオーバに失敗するこ
とがあります。
• [活性リトライしきい値] に既定値より小さい値を設定している場合
• [Ping リトライ回数]、[Ping インターバル] を設定していない場合
この現象は以下の原因で発生します。
• フェイルオーバ元となるサーバでフローティング IP アドレスを非活性後、ifconfig コマ
ンドの仕様により IP アドレスの開放に時間がかかることがある
• フェイルオーバ先のサーバでフローティング IP アドレスの活性時に、二重活性防止
のために活性予定のフローティング IP アドレスに対して ping コマンドを実行すると、
上記のために ping が到達し、リソース活性異常となる
この現象は以下の設定により回避できます。
• リソースの[活性リトライしきい値] を大きくする(既定値 5回)
• [Ping リトライ回数]、[Ping インターバル] を大きくする
フローティングIP
サーバ1ダウン発生 フェイルオーバ失敗
フローティングIPへ
アクセス
サーバ2
� OS ストール時の IP アドレス重複について
フローティング IP アドレスを活性した状態で OS のストールが発生した場合、以下の設定
の場合にリソースのフェイルオーバに失敗することがあります。
• [Ping タイムアウト] に 0 以外を指定した場合
• [FIP 強制活性] が Off の場合
この現象は以下の原因で発生します。
サーバ1
①IPアドレスの
開放に時間が
かかる
フローティングIP
フローティングIPへ
アクセス不可
クライアント クライアント
フローティングIP
サーバ2
② ping 到達のた
めフローティングIP
アドレスの重複と
判断して活性失敗
• フローティング IP アドレスを活性した状態で以下のような OS の部分的なストールが
発生
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