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Ⅲ-3.1 基 準 津 波 ( 第 5 条 関 係 )
ご 意 見 の 概 要
‣ 海 底 地 すべり 地 形 は 存 在 すると 考 える。
考 え 方
解 析 を 実 施 し、 策 定 することを 要 求 しています。
申 請 者 は、 地 震 に 伴 う 津 波 については、パラメータスタディ 等
の 検 討 結 果 により、その 波 源 として、 水 位 変 動 量 の 大 きい 対 馬 南
西 沖 断 層 群 と 宇 久 島 北 西 沖 断 層 群 の 連 動 及 び 西 山 断 層 帯 を 選 定
し、 津 波 評 価 を 行 うとともに、 地 震 以 外 の 要 因 による 津 波 につい
ては、 文 献 調 査 、 海 上 音 波 探 査 等 により、 本 発 電 所 に 影 響 を 及 ぼ
す 可 能 性 のある 津 波 の 要 因 となる 海 底 地 すべり、 陸 上 の 斜 面 崩 壊
( 陸 上 地 すべり)、 火 山 現 象 等 は 認 められなかったとしています。
原 子 力 規 制 委 員 会 は、 申 請 者 が 実 施 した 基 準 津 波 の 評 価 の 内 容
について 審 査 した 結 果 、 本 申 請 における 基 準 津 波 は、 地 震 に 伴 う
津 波 と 地 震 以 外 の 要 因 による 津 波 の 組 合 せの 評 価 については、 敷
地 の 地 学 的 背 景 及 び 津 波 発 生 要 因 の 関 連 性 を 踏 まえて 検 討 し、 地
震 以 外 を 要 因 とする 津 波 は 発 電 所 に 及 ぼす 影 響 はないと 考 えら
れるとして、 組 合 せは 考 慮 せず、 地 震 に 伴 う 津 波 を 複 数 選 定 し、
不 確 かさを 考 慮 して 適 切 に 策 定 していることから、 解 釈 別 記 3の
規 定 に 適 合 していることを 確 認 しています。
Ⅲ-4.1 外 部 事 象 の 抽 出 ( 第 6 条 関 係 )
御 意 見 の 概 要
‣ 玄 海 原 発 で 福 島 第 一 のような 事 故 を 起 こすと 放 射 能 は 東 に 流 れ
ます。 福 島 では 太 平 洋 でしたが、 玄 海 では 福 岡 市 と 背 振 山 脈 です。
佐 賀 市 は 背 振 を 源 流 とする 河 川 から 水 道 と 水 田 のさらに 有 明 海
ののり 養 殖 場 に 水 の 供 給 を 依 存 しています。 山 が 放 射 能 で 汚 染 さ
れればその 除 染 は 困 難 です。シーボルト 事 件 の 時 の 台 風 は 長 崎 か
ら 佐 賀 に 来 た 最 大 の 台 風 でしたが、 唐 津 と 玄 海 はそれました。 玄
海 を 通 る 台 風 が 来 ないとは 言 えません。 巨 大 台 風 は 高 波 を 生 じま
考 え 方
‣ 安 全 施 設 は、 設 計 上 考 慮 すべき 自 然 現 象 として、 風 速 100m/s の 竜
巻 による 荷 重 に 対 して 防 護 できる 設 計 としていることを 確 認 し
ています。 高 潮 については、その 影 響 を 受 けないよう 安 全 施 設 へ
の 影 響 として 考 えられる 最 大 の 潮 位 を 考 慮 して 安 全 施 設 を 設 置
する 方 針 としていること、その 防 護 対 策 は 津 波 に 対 する 防 護 対 策
に 包 絡 されていることを 確 認 しています。また、 洪 水 、 地 滑 りに
ついては、 発 電 所 の 敷 地 及 びその 周 辺 の 地 形 状 況 から、 設 計 上 考
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