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Ⅲ-1.1 基 準 地 震 動 ( 第 4 条 関 係 )
ご 意 見 の 概 要
‣ 震 源 断 層 の 長 さの 推 定 には、 沖 野 ・ 隈 元 の 経 験 式 を 適 用 すべきで
はないか。
考 え 方
ます。
また、 解 釈 別 記 2は、 基 準 地 震 動 の 策 定 過 程 に 伴 う 各 種 の 不 確
かさについては、 敷 地 における 地 震 動 評 価 に 大 きな 影 響 を 与 える
と 考 えられる 支 配 的 なパラメータについて 分 析 した 上 で、 必 要 に
応 じて 不 確 かさを 組 み 合 わせるなど 適 切 な 手 法 を 用 いて 考 慮 する
ことを 要 求 しています。
申 請 者 は、 竹 木 場 断 層 による 地 震 及 び 城 山 南 断 層 による 地 震 を
検 討 用 地 震 として 選 定 し、レシピや 入 倉 ・ 三 宅 (2001) 等 に 基 づき
震 源 モデル 及 び 震 源 特 性 パラメータを 基 本 ケースとして 設 定 し、
「 応 答 スペクトルに 基 づく 地 震 動 評 価 」 及 び「 断 層 モデルを 用 い
た 地 震 動 評 価 」を 実 施 しています。
その 際 、 竹 木 場 断 層 による 地 震 においては、 断 層 長 さについて
は、 地 質 調 査 の 結 果 4.9km と 評 価 しましたが、「 孤 立 した 短 い 活 断
層 」として、 断 層 長 さを 断 層 幅 と 同 様 に 17.3km に 設 定 しています。
また、 傾 斜 角 については、 断 層 面 が 敷 地 に 近 づく 80°に 設 定 し、
アスペリティ 位 置 はレシピより 保 守 的 に 断 層 上 端 に 配 置 していま
す。さらに、この 基 本 ケースに 対 して、 地 震 動 評 価 に 影 響 が 大 きい
と 考 えられるパラメータの 不 確 かさを 考 慮 したケースとして、ア
スペリティの 応 力 降 下 量 ( 短 周 期 レベル)を 基 本 ケースの 1.5 倍
としたケース、 傾 斜 角 を 60°としたケース、 断 層 長 さ 及 び 震 源 断
層 の 広 がりを 考 慮 して 断 層 長 さを 20km としたケースについても
地 震 動 評 価 を 行 っています。
城 山 南 断 層 による 地 震 においては、 断 層 長 さを 地 質 調 査 結 果 に
基 づき 19.5km に 設 定 し、アスペリティ 位 置 をレシピより 保 守 的 に
断 層 上 端 に 配 置 しています。さらに、この 基 本 ケースに 対 して、 地
震 動 評 価 に 影 響 が 大 きいと 考 えられるパラメータの 不 確 かさを 考
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