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価 が 外 部 火 災 ガイドを 踏 まえたものであり、 必 要 なパラメータが 適 切 に 設
定 及 び 算 出 されていることを 確 認 した。
2 森 林 火 災 に 対 する 設 計 方 針
発 生 を 想 定 する 森 林 火 災 の 設 定 等 に 関 して、 外 部 火 災 ガイドは、 発 火 点
から 発 電 所 敷 地 境 界 までの 到 達 時 間 の 算 出 及 び 防 火 帯 幅 の 設 定 の 考 え 方
を 示 している。
申 請 者 は、 発 火 点 から 防 火 帯 までの 到 達 時 間 が 約 0.46 時 間 と 算 出 され
たことから、 発 電 所 に 常 駐 する 自 衛 消 防 隊 により、 万 が 一 の 飛 び 火 等 によ
る 火 炎 の 延 焼 を 防 止 することが 可 能 であるとしている。
必 要 な 防 火 帯 幅 が 29.7 m と 算 出 されたことから、 森 林 伐 採 により 35 m
以 上 の 防 火 帯 幅 を 確 保 するとしている。また、 森 林 火 災 による 熱 影 響 ( 最
大 の 火 炎 輻 射 強 度 )が 404 kW/m 2 と 算 出 されたことから、 設 計 方 針 の 策 定
に 用 いる 火 炎 輻 射 強 度 を 500 kW/m 2 とし、これに 対 する 危 険 距 離 を 算 出 し
た 上 で、 危 険 距 離 に 応 じた 離 隔 距 離 を 確 保 するとしている。
これらの 消 火 活 動 、 防 火 帯 幅 及 び 離 隔 距 離 の 設 定 を 前 提 として、 森 林 火
災 に 対 する 設 計 方 針 を、 以 下 のように 策 定 するとしている。
外 部 火 災 防 護 施 設 を 内 包 する 建 屋 について、 防 火 帯 外 縁 における 森 林 火
災 から 最 も 近 い 建 屋 の 外 壁 温 度 が 許 容 値 を 下 回 るように 設 計 するとして
いる。クラス1 及 びクラス2に 属 する 屋 外 の 構 築 物 、 系 統 及 び 機 器 につい
ては、 森 林 火 災 に 伴 う 温 度 上 昇 により 安 全 機 能 が 損 なわれないように 設 計
するとしている。また、クラス3に 属 する 屋 外 の 構 築 物 、 系 統 及 び 機 器 に
ついては、 防 火 帯 の 内 側 への 設 置 、 代 替 設 備 の 確 保 、 又 は 火 災 防 護 計 画 に
基 づく 消 火 活 動 により 防 護 する 方 針 としている。
規 制 委 員 会 は、 申 請 者 による 森 林 火 災 に 対 する 設 計 が 外 部 火 災 ガイドを
踏 まえたものであり、 必 要 な 防 火 帯 幅 及 び 外 部 火 災 防 護 施 設 との 離 隔 距 離
を 確 保 するとしていること、 代 替 設 備 の 確 保 等 によりクラス3に 属 する 屋
外 の 構 築 物 等 を 防 護 する 方 針 としていることを 確 認 した。
規 制 委 員 会 は、 申 請 者 による 森 林 火 災 に 対 する 設 計 が 森 林 火 災 による 影 響 に
対 して 必 要 な 防 火 帯 幅 等 を 確 保 する 方 針 としていることを 確 認 した。
(2) 近 隣 の 産 業 施 設 の 火 災 ・ 爆 発
近 隣 の 産 業 施 設 の 火 災 ・ 爆 発 に 対 して、 安 全 施 設 の 安 全 機 能 が 損 なわれない
ように、 発 電 所 敷 地 外 の 石 油 コンビナート 等 を 抽 出 した 上 で、 設 計 方 針 を 策 定
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