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Ⅲ-7 溢 水 による 損 傷 の 防 止 等 ( 第 9 条 関 係 )
御 意 見 の 概 要
備 することについて 評 価 を 行 うよう 強 く 求 める。
考 え 方
Ⅲ-11 全 交 流 動 力 電 源 喪 失 対 策 設 備 ( 第 14 条 関 係 )
御 意 見 の 概 要
‣ 全 交 流 電 源 喪 失 発 生 の 後 、 重 大 事 故 対 処 設 備 を 作 動 させるに 必 要
な 蓄 電 池 が 作 動 継 続 時 間 25 分 間 であれば、 過 酷 事 故 の 進 展 を 防
止 できません。 非 常 用 電 源 設 備 が 使 用 不 能 になる 事 態 が 想 定 され
ます( 火 山 灰 濃 度 が 濃 い 場 合 等 )。 一 方 、 加 圧 水 型 軽 水 炉 ではEC
CSの 動 力 源 は 交 流 電 源 となります。この 結 果 、25 分 後 にはE
CCSでの 冷 却 ができなくなり、メルトダウンが 進 展 します。 多
重 性 をもつ 設 計 とするべきです。
考 え 方
‣ 蓄 電 池 ( 安 全 防 護 系 用 ) 及 びその 附 属 設 備 は、2 系 統 を 各 々 別 の
場 所 に 設 置 しており、 共 通 要 因 により 機 能 を 喪 失 しないよう 多 重
性 及 び 独 立 性 を 確 保 することとし、その 系 統 を 構 成 する 機 械 又 は
器 具 の 単 一 故 障 が 発 生 した 場 合 にも、 機 能 が 確 保 される 設 計 とす
ることを 確 認 しています。
また、 設 計 基 準 事 故 対 処 設 備 の 電 源 が 喪 失 した 場 合 において
も、 重 大 事 故 等 に 対 処 するための 交 流 動 力 電 源 設 備 からの 電 力 供
給 が 可 能 となるまでの 間 、 必 要 な 電 力 を 確 保 するため 所 内 常 設 蓄
電 式 直 流 電 源 設 備 等 の 重 大 事 故 等 対 処 設 備 により、 供 給 を 可 能 と
していることを 確 認 しています。
なお、 火 山 灰 の 影 響 については、『Ⅲ-4.2.2 火 山 の 影 響
に 対 する 設 計 方 針 ( 第 6 条 関 係 )』で、 御 意 見 に 対 する 考 え 方 を 述
べています。
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