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これに 対 して、 申 請 者 は、 使 用 済 燃 料 ピットへの 代 替 注 水 、 状 態 監 視 及 び 漏 え
い 緩 和 抑 制 のための 多 様 性 拡 張 設 備 及 び 手 順 等 を 整 備 するとした。
(1) 使 用 済 燃 料 ピットへの 代 替 注 水 のための 設 備 及 び 手 順 等
申 請 者 は、 使 用 済 燃 料 ピットへの 代 替 注 水 のための 設 備 ( 表 Ⅳ-4.11-
1 参 照 。)を 用 いた 主 な 手 順 等 を 以 下 のとおりとしている。
1 使 用 済 燃 料 ピットポンプの 計 画 外 全 台 停 止 等 により 冷 却 機 能 が 喪 失 し
た 場 合 、 使 用 済 燃 料 ピットの 水 温 が 65℃を 超 える 場 合 、 又 は 使 用 済 燃 料
ピット 水 位 が EL.+10.75m 未 満 まで 低 下 した 場 合 、かつ 燃 料 取 替 用 水 タン
ク 等 の 水 位 が 確 保 されている 場 合 には、 燃 料 取 替 用 水 タンク 等 による 使 用
済 燃 料 ピットへの 注 水 に 着 手 する。この 手 順 では、 系 統 構 成 、 注 水 操 作 を
1 名 により 約 20 分 で 実 施 する。
2 燃 料 取 替 用 水 タンク 等 による 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 ができない 場
合 、 使 用 済 燃 料 ピットへ 注 水 するために 必 要 な 原 水 タンクの 水 位 が 確 保 さ
れている 場 合 、かつ 重 大 事 故 等 対 処 に 悪 影 響 を 与 える 火 災 が 発 生 していな
いことを 確 認 した 場 合 には、 原 水 タンクから 電 動 消 火 ポンプ、ディーゼル
消 火 ポンプによる 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 に 着 手 する。この 手 順 では、
系 統 構 成 、 消 火 ポンプ 等 の 起 動 、 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 を 計 6 名 によ
り 約 2 時 間 で 実 施 する。
3 使 用 済 燃 料 ピット 補 給 用 水 中 ポンプ、 電 動 消 火 ポンプ 及 び、ディーゼル
消 火 ポンプ、 燃 料 取 替 用 水 タンク 等 による 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 がで
きない 場 合 、かつ 重 大 事 故 等 対 処 に 悪 影 響 を 与 える 火 災 が 発 生 していない
ことを 確 認 した 場 合 には、 原 水 タンク 又 は 防 火 水 槽 等 を 水 源 とした 消 防 自
動 車 による 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 に 着 手 する。この 手 順 では、 系 統 構
成 、 消 防 自 動 車 等 の 起 動 、 使 用 済 燃 料 ピットへの 注 水 を 計 10 名 により 約
30 分 で 実 施 する。
(2) 使 用 済 燃 料 ピットの 空 間 線 量 率 を 計 測 するための 設 備 及 び 手 順 等
申 請 者 は、 使 用 済 燃 料 ピットの 空 間 線 量 率 を 計 測 するための 設 備 ( 表 Ⅳ-4.
11-1 参 照 。)を 用 いた 主 な 手 順 等 に 関 し、 使 用 済 燃 料 ピットエリアモニタ
は 通 常 時 から 使 用 している 設 備 であり、 重 大 事 故 等 発 生 時 において 既 に 使 用 可
能 な 状 態 にあるとしている。
(3) 使 用 済 燃 料 ピットの 水 位 を 計 測 するための 設 備 及 び 手 順 等
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