19.01.2017 Views

000175362

000175362

000175362

SHOW MORE
SHOW LESS

Create successful ePaper yourself

Turn your PDF publications into a flip-book with our unique Google optimized e-Paper software.

Ⅲ-4.1 外 部 事 象 の 抽 出 ( 第 6 条 関 係 )<br />

御 意 見 の 概 要<br />

かに 該 当 する 自 然 現 象 の 組 合 せについては、 安 全 施 設 の 安 全 機 能<br />

が 損 なわれないことを 確 認 したとしている。また、1)から3)<br />

のいずれにも 該 当 しない 設 計 上 考 慮 すべき 自 然 現 象 の 組 合 せと<br />

して、「 火 山 の 影 響 、 風 ( 台 風 ) 及 び 積 雪 の 組 合 せ」が 抽 出 され、<br />

それら 組 合 せに 対 して 安 全 施 設 の 安 全 機 能 が 損 なわれない 設 計<br />

とするとしているというのが 申 請 者 の 申 し 立 てである。ここで 申<br />

請 者 が 列 挙 している 3 つの 観 点 ( 観 点 という 言 葉 よりも 分 類 また<br />

はケースという 言 葉 のほうが 論 理 上 より 適 切 であろう)にはもう<br />

一 つの 重 要 なケース( 申 請 者 の 言 葉 を 使 うと 観 点 )が 欠 落 してい<br />

る。すなわち、 組 み 合 わせが、2)とは 逆 に 影 響 を 大 きく 増 大 さ<br />

せる 方 向 に 働 くケースである。この 重 要 なケースを 申 請 者 は 無 視<br />

しているが、そのような 検 討 は 全 く 意 味 をなさない。 本 審 査 書<br />

( 案 )にこの 点 が 全 く 触 れられていないのは、 非 常 に 重 大 である。<br />

規 制 委 員 会 は、この 点 を 含 めて 再 度 検 討 をした 結 果 を 踏 まえて 審<br />

査 書 ( 案 )を 書 き 直 すべきである。 次 に、P.83の「3-4.4<br />

大 きな 影 響 を 及 ぼすおそれがあると 想 定 される 自 然 現 象 に 対 す<br />

る 重 要 安 全 施 設 への 考 慮 」についてコメントする。 申 請 者 は、 重<br />

要 安 全 施 設 に 大 きな 影 響 を 及 ぼすおそれがあると 想 定 される 自<br />

然 現 象 は、「3-4.1 外 部 事 象 の 抽 出 」の1.で 抽 出 した 自 然 現<br />

象 に 含 まれるとしている。また、これらの 自 然 現 象 又 は「3-4.<br />

3 自 然 現 象 の 組 合 せ」で 抽 出 した 自 然 現 象 の 組 合 せにより、 重 要<br />

安 全 施 設 を 含 む 安 全 施 設 の 安 全 機 能 が 損 なわれない 設 計 として<br />

いることから、これらの 自 然 現 象 により 設 計 基 準 事 故 は 発 生 しな<br />

いため、 当 該 自 然 現 象 と 設 計 基 準 事 故 を 組 み 合 わせる 必 要 はない<br />

としている。また、 設 計 基 準 事 故 の 影 響 が 及 ぶ 期 間 に 発 生 すると<br />

考 えられる 自 然 現 象 により 重 要 安 全 施 設 に 作 用 する 衝 撃 と 設 計<br />

考 え 方<br />

す 影 響 について 評 価 していることを 確 認 しています。<br />

設 置 許 可 段 階 では、 変 更 しようとする 原 子 炉 施 設 の 位 置 、 構 造<br />

及 び 設 備 の 基 本 設 計 ないし 基 本 的 設 計 方 針 を 確 認 するものであ<br />

り、 安 全 施 設 は、 想 定 される 自 然 現 象 が 発 生 した 場 合 においても<br />

安 全 機 能 が 損 なわれない 設 計 とする 方 針 を 確 認 しています。<br />

13

Hooray! Your file is uploaded and ready to be published.

Saved successfully!

Ooh no, something went wrong!