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Ⅳ 重 大 事 故 等 対 処 施 設 及 び 重 大 事 故 等 対 処 に 係 る 技 術 的 能 力 全 般
御 意 見 の 概 要
‣ MOX 燃 料 を 用 いたプルサーマル 方 式 の 玄 海 原 発 3 号 機 は、 安 全
性 の 検 証 がなされておりません。
考 え 方
‣ 玄 海 3 号 炉 については、 申 請 に 基 づき MOX 燃 料 の 使 用 を 前 提 とし
て、 重 大 事 故 等 への 対 策 が 新 規 制 基 準 へ 適 合 しているかを 審 査 し
ています。
‣ MOX 燃 料 を 使 う 炉 が 含 まれているが、そもそも 当 該 原 発 は 設 計
時 にMOX 燃 料 を 使 うことを 想 定 しているものではなく、 想 定 以
上 の 劣 化 等 の 危 険 がある。また 大 量 のプルトニウムを 含 むため 事
故 の 時 の 危 険 性 が 極 めて 高 い。このような 危 険 なものを 十 分 な 安
全 配 慮 もなく 稼 働 させることは 科 学 的 にみて 危 険 。
‣ 同 上
‣ 3 号 機 はウランを 燃 やす 設 計 であるのにプルサーマルによる 運 転
が 目 論 まれています。この 危 険 性 について 考 慮 されていないこと
に 疑 義 を 持 ちます。MOX 燃 料 は 溶 融 しやすく、ガスの 放 出 率 が
高 い、 制 御 棒 の 効 きが 悪 い、 臨 界 に 達 しやすいなどの 危 険 性 があ
りますが、 審 査 書 案 では 通 常 運 転 と 同 じ 扱 いとなっており、 不 備
きわまりないと 思 います。
‣ 同 上
‣ 審 査 書 案 ではウラン 燃 料 を 用 いる 通 常 の 運 転 と 同 じ 扱 いになって
おり、プルサーマルの 危 険 性 について 十 分 考 慮 されていません。
‣ 同 上
‣ 「 審 査 書 案 」では、MOX 燃 料 を 装 荷 してプルサーマルを 実 施 す
ることを 了 承 しています。しかし、ウラン 燃 料 用 に 設 計 された 原
子 炉 で、MOX 燃 料 を 使 用 することによる 安 全 性 問 題 について、
十 分 な 審 査 は 行 われていません。
‣ 同 上
‣ 審 査 書 案 では、プルサーマル 運 転 (プルトニウムを 混 合 した MOX
‣ 玄 海 3 号 炉 については、 申 請 に 基 づき MOX 燃 料 の 使 用 を 前 提 とし
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