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設 計 とする。
2 防 護 対 象 設 備 が、 多 重 性 又 は 多 様 性 を 有 し、 各 々を 別 区 画 に 設 置 するこ
とにより、 同 時 に 安 全 機 能 を 損 なわない 設 計 とする。その 際 、 溢 水 を 起 因
とする 運 転 時 の 異 常 な 過 渡 変 化 及 び 設 計 基 準 事 故 に 対 処 するために 必 要
な 機 器 の 単 一 故 障 を 考 慮 する。
3 上 記 1~2のいずれの 設 計 方 針 も 満 足 しない 場 合 は、 壁 、 扉 、 堰 等 によ
る 没 水 対 策 を 実 施 する。
消 火 水 の 放 水 による 溢 水 に 対 しては、 火 災 により 壁 貫 通 部 の 止 水 機 能 が 損 な
われ 当 該 貫 通 部 からの 消 火 水 の 流 入 を 想 定 しても、 防 護 対 象 設 備 が 機 能 喪 失 し
ない 設 計 方 針 としている。また、 現 場 操 作 が 必 要 な 設 備 に 対 しては、 環 境 条 件
を 考 慮 しても 操 作 場 所 までのアクセスが 可 能 な 設 計 方 針 としている。
規 制 委 員 会 は、 申 請 者 の 設 計 が、1 防 護 対 象 設 備 ごとに 現 場 の 設 置 状 況 を 踏
まえて 機 能 喪 失 高 さを 評 価 し、 一 時 的 な 水 位 変 動 等 を 考 慮 しても、 溢 水 による
水 位 が、 防 護 対 象 設 備 の 機 能 喪 失 高 さを 上 回 らないように 設 置 すること、2 多
重 性 又 は 多 様 性 を 有 する 安 全 施 設 については、 同 時 に 安 全 機 能 が 損 なわれない
よう 各 々を 別 区 画 に 設 置 すること、3 没 水 対 策 を 講 じることにより、 安 全 機 能
が 損 なわれない 設 計 とすることのいずれかとする 方 針 としていることを 確 認
した。また、 消 火 活 動 時 の 消 火 水 の 放 水 に 伴 う 没 水 水 位 に 対 しては、 機 能 喪 失
高 さを 上 回 らないとする 方 針 としていることを 確 認 した。
(2) 被 水 の 影 響 に 対 する 設 計 方 針
申 請 者 は、 溢 水 ガイドを 踏 まえ、 被 水 による 影 響 として、 破 損 した 機 器 から
の 飛 散 による 被 水 、 天 井 面 の 開 口 部 や 貫 通 部 からの 被 水 及 び 消 火 水 の 放 水 によ
る 被 水 の 影 響 を 想 定 している。その 上 で、これら 被 水 による 影 響 を 受 けて、 防
護 対 象 設 備 が 安 全 機 能 を 損 なわない 設 計 とするとしている。 具 体 的 には、 被 水
による 影 響 を 受 ける 範 囲 に 防 護 対 象 設 備 が 設 置 される 場 合 は、 以 下 のいずれか
の 設 計 を 行 う 方 針 としている。
1 防 護 対 象 設 備 が 被 水 試 験 等 により 確 認 された 防 滴 機 能 を 有 しており 安
全 機 能 を 損 なわない 設 計 とする。
2 防 護 対 象 設 備 が、 多 重 性 又 は 多 様 性 を 有 し、 各 々を 別 区 画 に 設 置 するこ
とにより、 同 時 に 安 全 機 能 を 損 なわない 設 計 とする。
3 防 護 対 象 設 備 への 保 護 カバー 等 による 被 水 対 策 を 実 施 する。
この 他 、 消 火 水 の 放 水 による 被 水 の 影 響 については、 防 護 対 象 設 備 に 対 して
不 用 意 な 放 水 を 行 わないことで、 安 全 機 能 を 損 なわない 運 用 を 行 う 設 計 として
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