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Ⅳ-1.1 事 故 の 想 定
御 意 見 の 概 要
実 績 、 地 震 及 び 津 波 は 試 評 価 等 の 実 施 経 験 を 有 するものの、その
他 の PRA は、 日 本 原 子 力 学 会 の PRA に 関 する 実 施 基 準 が 未 整 備 で
あること、 又 は、 評 価 実 績 が 乏 しいことを 考 慮 すれば、PRA の 評
価 対 象 が 上 記 の 範 囲 に 留 まるとすることは、 最 新 の 技 術 に 基 づい
た 適 用 範 囲 であると 判 断 した。」が 玄 海 3,4の 審 査 書 では 記 載 が
ないのはなぜか。 上 記 の 伊 方 3の 審 査 書 に 記 載 の 事 実 が、 玄 海 3,
4ではなかったのか。 事 実 関 係 の 有 無 を 示 せ。 事 実 はあるが、 記
載 を 省 いた 場 合 、その 考 え 方 を 示 せ。
考 え 方
論 点 については、 本 審 査 の 過 程 では、 主 な 論 点 とはなりませんで
した。 本 審 査 においては、 先 行 炉 で 主 な 論 点 とされた 点 について
も、 同 様 の 確 認 を 行 っています。
‣ p126IV-1.1 事 故 の 想 定 1. 申 請 内 容 (2) 運 転 中 原 子 炉 に
おいて 格 納 容 器 破 損 に 至 る 恐 れがある 事 故 格 納 容 器 直 接 接 触 (シ
ェルアタック)は BWR の 一 部 の 格 納 容 器 に 特 有 の 事 象 とみなされ
ているため、PWR は 除 外 する 旨 の 記 載 がありますが、PWR の 格 納 容
器 に 対 して 直 接 接 触 が 発 生 した 場 合 、 格 納 容 器 破 損 に 至 らない 根
拠 をご 提 示 下 さい。
‣ 審 査 書 ( 案 )「Ⅳ-1.2.2.6 溶 融 炉 心 ・コンクリート 相 互
作 用 」にあるとおり、 原 子 炉 下 部 キャビティ 室 に 溶 融 炉 心 が 落 下
し、 側 面 のライナプレートに 接 触 して 破 損 した 場 合 でも、 基 礎 コ
ンクリート 及 び 基 礎 コンクリートと 鋼 材 との 付 着 力 を 考 慮 すれば
連 続 した 隙 間 は 生 じるとは 考 えにくく、また、 外 部 環 境 まで 到 達
するような 長 大 な 割 れが 生 じるとは 考 えにくいこと、 仮 にリーク
パスを 想 定 した 場 合 でも、 原 子 炉 格 納 容 器 からの 漏 えい 量 は、 格
納 容 器 破 損 モード「 雰 囲 気 圧 力 ・ 温 度 による 静 的 負 荷 ( 格 納 容 器 過
圧 )」における Cs-137 放 出 量 評 価 で 設 定 した 原 子 炉 格 納 容 器 漏 え
い 率 の 保 守 性 に 包 絡 されることを 確 認 しています。
Ⅳ-1.2 有 効 性 評 価 の 結 果
Ⅳ-1.2.1 炉 心 損 傷 防 止 対 策
Ⅳ-1.2.1.2 全 交 流 動 力 電 源 喪 失
御 意 見 の 概 要
‣ 141ページ、 蓄 圧 タンク 出 口 弁 の 閉 止 は 運 転 員 操 作 であり、ま
た、 同 弁 は1 台 しかなく、かつ 原 子 炉 格 納 容 器 内 に 設 置 されてい
考 え 方
‣ 蓄 圧 タンク 出 口 弁 は、 耐 震 重 要 度 分 類 Sクラス 及 び 重 大 事 故 クラス
2 機 器 に 該 当 する 機 器 であり、 十 分 に 信 頼 性 の 高 い 設 備 となってい
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