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申 請 者 は、2 次 冷 却 系 からの 除 熱 機 能 を 構 成 するサポート 系 の 機 能 を 回 復
させるための 設 備 ( 表 Ⅳ-4.2-1 参 照 。)を 用 いた 主 な 手 順 等 は 以 下 のと
おりとしている。
1 主 蒸 気 逃 がし 弁 の 駆 動 用 空 気 が 喪 失 し、 操 作 場 所 である 主 蒸 気 管 室 が 高
温 又 は 高 線 量 である 場 合 、 窒 素 ボンベ( 主 蒸 気 逃 がし 弁 用 )による 主 蒸 気
逃 がし 弁 の 機 能 回 復 手 順 に 着 手 する。また、この 手 順 では、 系 統 構 成 、 主
蒸 気 逃 がし 弁 の 開 操 作 等 を 計 2 名 により、 約 10 分 で 実 施 する。
2 直 流 電 源 が 枯 渇 した 場 合 又 は 枯 渇 するおそれがある 場 合 に、タービン 動
補 助 給 水 ポンプの 再 起 動 が 必 要 となれば、 可 搬 型 バッテリ(タービン 動 補
助 給 水 ポンプ 補 助 ( 非 常 用 ) 油 ポンプ 用 )を 用 いたタービン 動 補 助 給 水 ポ
ンプの 機 能 回 復 に 着 手 する。また、この 手 順 では、 同 バッテリの 接 続 、タ
ービン 動 補 助 給 水 ポンプ 補 助 油 ポンプの 起 動 等 を 計 4 名 により、 約 50 分
で 実 施 する。
規 制 委 員 会 は、 申 請 者 の 計 画 が、 上 記 の 追 加 対 策 によって、 重 大 事 故 等 へ
の 対 処 がより 確 実 に 実 施 される 方 針 であることを 確 認 した。
表 Ⅳ-4.2-1 申 請 者 が 多 様 性 拡 張 設 備 に 位 置 付 けた 理 由
設 備 名
申 請 者 が 多 様 性 拡 張 設 備 に 位 置 付 けた 理 由
電 動 主 給 水 ポンプ 常 用 系 設 備 であるため 重 大 事 故 等 対 処 設 備 として 想 定
等
されるプラント 状 況 において 使 用 することは 困 難 であ
るものの、 補 助 給 水 ポンプの 代 替 手 段 となり 得 る。
可 搬 型 ディーゼル 系 統 構 成 に 時 間 を 要 するため、 重 大 事 故 等 発 生 後 初 期 に
注 入 ポンプ 等 は 期 待 できないものの、 補 助 給 水 ポンプの 故 障 に 際 し
て、2 次 冷 却 系 からの 除 熱 による 長 期 的 な 事 故 収 束 のた
めの 設 備 となり 得 る。
タービンバイパス 常 用 系 設 備 であるため 重 大 事 故 等 対 処 設 備 として 想 定
弁
されるプラント 状 況 において 使 用 することは 困 難 であ
るものの、 主 蒸 気 逃 がし 弁 の 代 替 手 段 となり 得 る。
窒 素 ボンベ( 主 蒸 気 窒 素 ボンベの 容 量 から 使 用 できる 時 間 に 制 限 があるも
逃 がし 弁 用 ) のの、 現 場 の 環 境 が 悪 化 した 場 合 でも 中 央 制 御 室 から
の 遠 隔 操 作 により、 主 蒸 気 逃 がし 弁 の 機 能 を 回 復 させ
る 設 備 となり 得 る。
可 搬 型 バッテリ(タ 使 用 開 始 までに 時 間 を 要 するものの、 直 流 電 源 が 枯 渇
ービン 動 補 助 給 水 した 場 合 又 は 枯 渇 するおそれがある 場 合 において、タ
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