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審 査 の 過 程 において、 規 制 委 員 会 が、 特 に 指 摘 を 行 い、 確 認 した 点 は 以 下 のと<br />

おりである。<br />

(1) 減 速 材 温 度 係 数 の 設 定 の 考 え 方<br />

本 重 要 事 故 シーケンスでは、 原 子 炉 停 止 機 能 が 喪 失 していることから、 負 の<br />

フィードバック 効 果 により 原 子 炉 出 力 を 抑 制 することが 主 要 な 対 策 である。<br />

規 制 委 員 会 は、この 抑 制 の 程 度 を 支 配 するのが 減 速 材 温 度 係 数 であることか<br />

ら、 同 係 数 の 設 定 の 考 え 方 を 明 確 に 示 すよう 求 めた。 申 請 者 は、 炉 心 サイクル<br />

寿 命 中 の 変 化 及 び 炉 心 構 成 のばらつき 等 の 実 機 のプラント 特 性 から 算 出 した<br />

値 に 解 析 コードの 不 確 かさを 考 慮 して、-16pcm/℃に 設 定 していることを 示 し<br />

た。<br />

規 制 委 員 会 は、 減 速 材 温 度 係 数 の 設 定 に 当 たっては、 負 のフィードバック 効<br />

果 が 小 さく 1 次 冷 却 系 圧 力 の 評 価 が 厳 しくなるように、 実 際 の 取 替 炉 心 におけ<br />

る 減 速 材 温 度 係 数 よりも 正 側 となる 保 守 的 な 値 を 用 いていることから、 妥 当 で<br />

あることを 確 認 した。<br />

Ⅳ-1.2.1.6 ECCS 注 水 機 能 喪 失<br />

事 故 シーケンスグループ「ECCS 注 水 機 能 喪 失 」( 以 下 この 節 において「 本 事 故 シ<br />

ーケンスグループ」という。)では、 中 小 破 断 LOCA の 発 生 後 、ECCS 注 水 機 能 が 喪 失<br />

した 場 合 において、 炉 心 損 傷 防 止 対 策 に 有 効 性 があるかを 確 認 した。<br />

1. 申 請 内 容<br />

(1) 本 事 故 シーケンスグループの 特 徴 及 びその 対 策<br />

申 請 者 は、 本 事 故 シーケンスグループの 特 徴 及 びその 対 策 を 以 下 のとおりと<br />

している。<br />

1 本 事 故 シーケンスグループの 特 徴 : 中 小 破 断 LOCA の 発 生 後 、ECCS 注 水<br />

機 能 の 喪 失 に 伴 い 1 次 冷 却 系 の 保 有 水 量 の 減 少 が 継 続 し、 炉 心 損 傷 に 至 る。<br />

2 対 策 の 考 え 方 : 炉 心 損 傷 を 防 止 するためには、2 次 冷 却 系 を 強 制 的 に 減<br />

温 ・ 減 圧 することにより 1 次 冷 却 系 を 減 温 ・ 減 圧 するとともに、 炉 心 注 水<br />

を 行 い、 炉 心 を 冷 却 する 必 要 がある。<br />

3 初 期 の 対 策 : 蒸 気 発 生 器 2 次 側 への 注 水 と 主 蒸 気 逃 がし 弁 の 開 操 作 によ<br />

る 2 次 系 強 制 冷 却 を 実 施 する。このため、 補 助 給 水 ポンプ、 主 蒸 気 逃 がし<br />

弁 、 蒸 気 発 生 器 、 復 水 タンク 等 を 重 大 事 故 等 対 処 設 備 として 位 置 付 ける。<br />

さらに、2 次 系 強 制 冷 却 により 1 次 冷 却 系 圧 力 が 十 分 低 下 すれば、 低 圧<br />

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