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Ⅲ-4.1 外 部 事 象 の 抽 出 ( 第 6 条 関 係 )<br />

御 意 見 の 概 要<br />

す。 山 崩 れ、 洪 水 による 送 電 線 の 被 害 も 心 配 です。<br />

考 え 方<br />

慮 する 必 要 がないとしていることを 確 認 し、 合 理 性 があると 判 断<br />

しています。<br />

また、 外 部 電 源 系 については、 互 いに 独 立 した 2 回 線 以 上 の 電<br />

線 路 を 設 ける 等 の 規 制 基 準 の 強 化 を 行 っています。<br />

審 査 においては、 送 電 鉄 塔 の 倒 壊 等 によって 電 線 路 から 電 源 の 供<br />

給 ができなくなった 場 合 に 備 え、 信 頼 性 の 高 い 所 内 非 常 用 発 電 設<br />

備 を 設 置 する 設 計 としていることを 確 認 しています。<br />

‣ 太 陽 フレアによる、 原 子 力 発 電 所 事 故 の 懸 念 が、 地 球 惑 星 科 学 の<br />

専 門 家 から 提 言 されている。 玄 海 ・ 川 内 etc の 原 子 力 発 電 所 は、<br />

では 巨 大 ・ 太 陽 フレアからの 強 力 な 電 子 等 に 対 する 防 御 対 策 が 策<br />

定 されておらず、 速 やかな 対 応 が 求 められている。 玄 海 ・ 原 子 力<br />

発 電 所 は、 専 門 家 の 意 見 を 参 考 にすることなく 審 査 を 進 めている<br />

為 に、 規 制 基 準 審 査 のやり 直 しが 必 要 。<br />

‣ 太 陽 活 動 に 起 因 する 大 規 模 な 電 磁 障 害 ( 太 陽 フレア)については、<br />

磁 気 嵐 により 誘 導 電 流 が 発 生 する 可 能 性 があります。 日 本 では、<br />

磁 気 緯 度 、 大 地 抵 抗 率 の 条 件 から 地 磁 気 変 動 が 影 響 を 及 ぼす 可 能<br />

性 は 極 めて 小 さく、その 影 響 は 欧 米 に 比 べて 無 視 しうる 程 度 であ<br />

るため 除 外 するとしていることを 確 認 しています。<br />

‣ まず、P.82 ~ P.83の「3-4.3 自 然 現 象 の 組 合 せ」<br />

についてコメントする。この 節 では、 申 請 者 は、 安 全 施 設 の 安 全<br />

機 能 に 影 響 を 及 ぼし 得 る 自 然 現 象 11 事 象 を 選 び 出 し、 各 自 然 現<br />

象 によって 関 連 して 発 生 する 可 能 性 がある 自 然 現 象 も 考 慮 し、 自<br />

然 現 象 の 組 合 せについて 次 のように 検 討 していると 記 されてい<br />

る。すなわち、この 組 合 せが 原 子 炉 施 設 に 与 える 影 響 について、<br />

1) 個 々の 自 然 現 象 の 設 計 に 包 絡 されている、2) 原 子 炉 施 設 に<br />

与 える 影 響 が 自 然 現 象 を 組 み 合 わせることにより、 個 々の 自 然 現<br />

象 がそれに 与 える 影 響 よりも 小 さくなる、3) 同 時 に 発 生 すると<br />

は 考 えられない、という3つの 観 点 から 申 請 者 は 検 討 していると<br />

いうのである。 その 検 討 の 結 果 、 上 記 の1)から3)のいずれ<br />

‣ 審 査 においては、 設 置 許 可 基 準 規 則 において、 設 計 上 想 定 する 自<br />

然 現 象 は、 最 新 の 科 学 的 技 術 的 知 見 を 踏 まえて 適 切 に 予 想 される<br />

ものとする 旨 規 定 しており、 過 去 の 国 内 における 記 録 等 のみに 基<br />

づくことなく、 当 該 自 然 現 象 の 特 性 を 踏 まえた 評 価 が 行 われてい<br />

ることを 確 認 しています。さらに、 自 然 現 象 の 組 合 せについては、<br />

網 羅 的 に 検 討 し、 安 全 施 設 に 与 える 影 響 を 考 慮 して 抽 出 した 上<br />

で、 考 慮 すべき 事 象 を 決 定 し、その 影 響 に 対 して、 安 全 施 設 の 安<br />

全 機 能 が 損 なわれない 設 計 としていることを 確 認 しています。<br />

「 火 山 と 風 及 び 積 雪 」については、 火 山 による 荷 重 の 継 続 時 間 が<br />

他 の 主 荷 重 と 比 較 して 長 く、 積 雪 荷 重 の 継 続 時 間 も 長 いことか<br />

ら、3 つの 荷 重 が 同 時 に 発 生 する 場 合 を 考 慮 し、 安 全 施 設 へ 及 ぼ<br />

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