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きること、d) 中 央 制 御 室 の 代 替 電 源 設 備 は、 大 容 量 空 冷 式 発 電 機 とし、 独
立 した 電 源 供 給 ラインより 給 電 が 可 能 であることから、 外 部 電 源 及 びディ
ーゼル 発 電 機 に 対 して 多 様 性 、 独 立 性 を 有 していること 及 び 異 なる 区 画 に
設 置 することにより 位 置 的 分 散 を 図 る 設 計 とすることを 確 認 した。
なお、3 号 炉 及 び 4 号 炉 重 大 事 故 発 生 時 の 中 央 制 御 室 内 での 運 転 員 ( 当
直 員 ) 等 の 被 ばくによる 実 効 線 量 については、 運 転 員 ( 当 直 員 ) 等 の 被 ば
くの 観 点 から、 最 も 結 果 が 厳 しくなる 事 故 収 束 に 成 功 したシーケンスとし
て、 過 圧 破 損 ( 大 破 断 LOCA+ECCS 注 入 失 敗 + 格 納 容 器 スプレイ 失 敗 )を
想 定 し、 遮 蔽 、 空 調 管 理 、 全 面 マスクの 着 用 及 び 運 転 員 ( 当 直 員 ) 等 の 交
代 を 考 慮 した 上 で、7 日 間 で 約 21mSv であることを 確 認 した。
以 上 の 確 認 などから、 規 制 委 員 会 は、 申 請 者 が1a.から c.に 掲 げる 重
大 事 故 等 対 処 設 備 について、 第 43 条 ( 重 大 事 故 等 対 処 設 備 に 関 する 共 通
的 な 要 求 事 項 )に 適 合 する 措 置 等 を 講 じた 設 計 とする 方 針 であることを 確
認 した。
また、 規 制 委 員 会 は、 申 請 者 が1a.に 掲 げる 対 策 が 第 59 条 等 要 求 事 項
イ)-4に 適 合 する 設 計 方 針 であることを 確 認 した。
3 手 順 等 の 方 針
申 請 者 は、1に 掲 げる 設 備 を 用 いた 手 順 等 は 以 下 のとおりとしている。
a. 非 常 用 炉 心 冷 却 設 備 作 動 信 号 発 信 又 は 中 央 制 御 室 エリアモニタ 線
量 率 高 信 号 発 信 による 中 央 制 御 室 換 気 系 隔 離 信 号 の 発 信 が 確 認 され
た 場 合 には、 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 ファン 等 で 構 成 する 中 央 制 御 室 空
調 装 置 の 起 動 の 手 順 に 着 手 する。この 手 順 では、 中 央 制 御 室 非 常 用 循
環 ファンの 起 動 、 中 央 制 御 室 外 気 取 入 ダンパ 及 び 中 央 制 御 室 排 気 ライ
ンの 全 てのダンパの 閉 止 、 中 央 制 御 室 事 故 時 外 気 隔 離 モードの 運 転 を
中 央 制 御 室 において 1 名 で 確 認 する。
b. 全 交 流 動 力 電 源 喪 失 により、 中 央 制 御 室 空 調 装 置 が 中 央 制 御 室 事 故
時 外 気 隔 離 モードにできない 場 合 には、 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 の 起
動 操 作 の 手 順 に 着 手 する。この 手 順 では、 中 央 制 御 室 非 常 用 循 環 系 を
運 転 するため、 現 場 でのダンパの 開 操 作 を 計 3 名 により 約 1 時 間 35
分 で 実 施 する。
c. 重 大 事 故 が 発 生 し、 炉 心 出 口 温 度 等 により 炉 心 損 傷 が 予 想 される 事
態 となった 場 合 又 は 炉 心 損 傷 に 至 った 場 合 には、 運 転 員 等 の 内 部 被 ば
くを 低 減 するために 全 面 マスクの 着 用 及 び 運 転 員 事 故 時 勤 務 体 制 へ
移 行 する 手 順 に 着 手 する。この 手 順 では、 中 央 制 御 室 にとどまる 運 転
員 等 が 全 面 マスクを 着 用 する。
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