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c. 評 価 上 想 定 する 事 故 の 条 件 ( 以 下 「 事 故 条 件 」という。): 外 部 電<br />

源 はあるものとする。これは、1 次 冷 却 材 ポンプ( 以 下 「RCP」とい<br />

う。)の 運 転 継 続 による 蒸 気 発 生 器 における 1 次 側 と 2 次 側 との 熱 伝<br />

達 の 促 進 により 蒸 気 発 生 器 ドライアウト 到 達 時 間 が 短 くなり、 炉 心 崩<br />

壊 熱 が 高 い 状 態 で 1 次 冷 却 系 のフィードアンドブリードを 開 始 する<br />

ことから、 炉 心 冷 却 の 観 点 では 厳 しい 設 定 となる。<br />

d. 重 大 事 故 等 対 処 設 備 の 機 器 条 件 ( 以 下 「 機 器 条 件 」という。):1<br />

次 冷 却 系 のフィードアンドブリードにおける 炉 心 注 水 流 量 は、 高 圧 注<br />

入 ポンプ 2 台 使 用 時 の 最 小 注 入 特 性 とする。また、1 次 冷 却 材 の 放 出<br />

には、 加 圧 器 逃 がし 弁 2 個 を 使 用 するものとし、1 個 当 たりの 容 量 は<br />

設 計 値 とする。<br />

e. 重 大 事 故 等 対 処 設 備 の 操 作 条 件 ( 以 下 「 操 作 条 件 」という。):1<br />

次 冷 却 系 のフィードアンドブリードの 開 始 時 間 は、 蒸 気 発 生 器 広 域 水<br />

位 計 指 示 値 0% 到 達 から 5 分 後 とする。<br />

2 解 析 結 果<br />

申 請 者 が 行 った 解 析 の 結 果 は、 以 下 のとおりである。<br />

a. 2 次 冷 却 系 からの 除 熱 機 能 の 喪 失 に 伴 い 1 次 冷 却 系 が 高 温 ・ 高 圧 状<br />

態 となるが、1 次 冷 却 系 のフィードアンドブリードにより、 燃 料 被 覆<br />

管 最 高 温 度 ( 以 下 「PCT」という。)は 約 390℃に、1 次 冷 却 系 の 最 高<br />

圧 力 は 約 16.8MPa[gage]に 抑 えられる。<br />

b. 1 次 冷 却 系 のフィードアンドブリードにより 1 次 冷 却 系 の 蒸 気 が 原<br />

子 炉 格 納 容 器 内 に 移 行 することで 原 子 炉 格 納 容 器 圧 力 及 び 温 度 は 上<br />

昇 するが、 格 納 容 器 スプレイによる 抑 制 が 可 能 な 範 囲 に 収 まっている。<br />

c. 1 次 冷 却 系 のフィードアンドブリードにより 1 次 冷 却 系 の 減 温 ・ 減<br />

圧 が 進 むと、 余 熱 除 去 系 による 炉 心 冷 却 により 原 子 炉 を 安 定 停 止 状 態<br />

へ 移 行 させることができる。<br />

上 記 a. 及 び b. より、 解 析 結 果 は 炉 心 損 傷 防 止 対 策 の 評 価 項 目 を 満 足<br />

している。<br />

3 不 確 かさの 影 響 評 価<br />

申 請 者 が 行 った 解 析 コード 及 び 解 析 条 件 の 不 確 かさの 影 響 評 価 は、 以 下<br />

のとおりである。<br />

a. 解 析 コードにおける 不 確 かさの 影 響<br />

以 下 、SPARKLE-2、MAAP、GOTHIC、COCO についても 同 様 。<br />

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