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第 47 条 のうち、 原 子 炉 格 納 容 器 の 破 損 を 防 止 するための 対 策 に 対 応 するも
のであること、1a.から c.に 掲 げる 重 大 事 故 等 対 処 設 備 及 びその 手 順 等 が 第
43 条 等 に 従 って 適 切 に 整 備 される 方 針 であることから、 第 47 条 等 に 適 合
するものと 判 断 した。
(2) 第 37 条 等 の 規 制 要 求 に 対 する 設 備 及 び 手 順 等
1 対 策 と 設 備
申 請 者 は、 有 効 性 評 価 ( 第 37 条 )において、1 次 冷 却 系 が 低 圧 時 に 原
子 炉 を 冷 却 するために 必 要 となる 以 下 の 対 策 とそのための 重 大 事 故 等 対
処 設 備 を 整 備 するとしている。
a. 蒸 気 発 生 器 2 次 側 への 注 水 と 主 蒸 気 逃 がし 弁 の 開 操 作 等 による 2 次
系 強 制 冷 却 (※ 39 )。このために、 電 動 補 助 給 水 ポンプ、タービン 動 補
助 給 水 ポンプ、 主 蒸 気 逃 がし 弁 ( 手 動 ) 等 を 重 大 事 故 等 対 処 設 備 とし
て 位 置 付 ける。
b. 代 替 交 流 電 源 の 確 保 及 び 代 替 炉 心 注 入 。そのため、 大 容 量 空 冷 式 発
電 機 、 常 設 電 動 注 入 ポンプ、 可 搬 型 ディーゼル 注 入 ポンプ 等 を 重 大 事
故 等 対 処 設 備 として 新 たに 整 備 する。
c. 代 替 設 備 を 用 いた 代 替 再 循 環 運 転 。このために、B 格 納 容 器 スプレ
イポンプ(RHRS-CSS タイライン 使 用 )、 格 納 容 器 再 循 環 サンプ、 格 納
容 器 再 循 環 サンプスクリーン、B 高 圧 注 入 ポンプ( 海 水 冷 却 ) 等 を 重
大 事 故 等 対 処 設 備 として 位 置 付 けるとともに、 大 容 量 空 冷 式 発 電 機 等
を 重 大 事 故 等 対 処 設 備 として 新 たに 整 備 する。
2 重 大 事 故 等 対 処 設 備 の 設 計 方 針
申 請 者 は、1に 掲 げる 重 大 事 故 等 対 処 設 備 について、 主 な 設 計 方 針 を 以
下 のとおりとしている。
a. 2 次 系 強 制 冷 却 に 用 いる 電 動 補 助 給 水 ポンプの 駆 動 源 、 主 蒸 気 逃 が
し 弁 ( 手 動 )は、 設 計 基 準 事 故 対 処 設 備 に 対 して 多 様 性 を 有 し、 位 置
的 分 散 を 図 る 設 計 とする。
b. 電 動 補 助 給 水 ポンプ、 主 蒸 気 逃 がし 弁 ( 手 動 ) 等 は、2 次 冷 却 系 の
除 熱 機 能 として 必 要 な 流 量 等 を 確 保 する。
c. B 格 納 容 器 スプレイポンプ(RHRS-CSS タイライン 使 用 ) 等 は、 代
替 再 循 環 運 転 に 必 要 な 流 量 を 確 保 する。
(※ 39 ) 申 請 者 は、「 蒸 気 発 生 器 2 次 側 による 炉 心 冷 却 ( 注 水 )」、「 蒸 気 発 生 器 2 次 側 による 炉 心 冷 却 ( 蒸 気 放
出 )」と 記 載 しているが、 分 かりやすく 本 節 では「2 次 系 強 制 冷 却 」と 記 載 。
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