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設 定 しているため、 原 子 炉 格 納 容 器 圧 力 ・ 温 度 の 上 昇 は 早 めに 解 析 さ
れている。このため、 実 際 は 炉 心 溶 融 開 始 を 起 点 とした 代 替 格 納 容 器
スプレイ 及 び 原 子 炉 格 納 容 器 圧 力 を 起 点 とした 代 替 格 納 容 器 スプレ
イの 再 開 操 作 が 必 要 なタイミングが 遅 くなる。また、 常 設 電 動 注 入 ポ
ンプによる 注 入 流 量 は 保 守 的 に 小 さめの 値 を 設 定 しているため、 原 子
炉 格 納 容 器 圧 力 ・ 温 度 の 上 昇 は 早 めに 解 析 されている。このため、 原
子 炉 格 納 容 器 圧 力 を 起 点 とした 代 替 格 納 容 器 スプレイの 再 開 操 作 が
必 要 なタイミングが 遅 くなる。いずれも 原 子 炉 格 納 容 器 圧 力 ・ 温 度 の
上 昇 は 緩 和 され、 評 価 項 目 となるパラメータに 対 する 余 裕 は 大 きくな
る。
c. 対 策 の 実 施 への 影 響
上 記 のとおり、 代 替 格 納 容 器 スプレイ 開 始 ・ 再 開 操 作 が 必 要 なタイ
ミングが 遅 くなるなど、そのタイミングは 変 動 する 可 能 性 がある。1
次 系 強 制 減 圧 及 び 代 替 格 納 容 器 スプレイの 開 始 操 作 は 中 央 制 御 室 に
おいて 同 一 の 運 転 員 が 行 う 操 作 であるが、 事 象 進 展 上 重 複 する 操 作 で
はなく 他 の 事 象 進 展 に 影 響 を 及 ぼす 運 転 員 等 操 作 を 実 施 する 運 転 員
等 とは 別 の 運 転 員 等 による 操 作 であり、 代 替 格 納 容 器 スプレイの 再 開
操 作 は 代 替 格 納 容 器 スプレイ 開 始 操 作 と 同 一 の 運 転 員 等 による 操 作
であるため、タイミングに 変 動 があったとしても、 要 員 の 配 置 による
他 の 操 作 への 影 響 はなく、 対 策 実 施 へ 与 える 影 響 はない。
なお、 代 替 格 納 容 器 スプレイ 操 作 から 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 開 始
操 作 への 切 り 替 えが 確 実 に 実 施 できることを 確 認 するため、 原 子 炉 格
納 容 器 内 水 量 を 考 慮 し、 代 替 格 納 容 器 スプレイによる 注 水 を 継 続 した
場 合 の 原 子 炉 格 納 容 器 注 水 制 限 値 到 達 までの 時 間 を 評 価 した。その 結
果 、 操 作 余 裕 時 間 として 3 時 間 程 度 は 確 保 できる。
(3) 必 要 な 要 員 及 び 燃 料 等
申 請 者 は、 本 評 価 事 故 シーケンスへの 格 納 容 器 破 損 防 止 対 策 に 必 要 な 要 員 及
び 燃 料 等 を 以 下 のとおりとしている。
1 本 評 価 事 故 シーケンスの 対 応 及 び 復 旧 作 業 に 必 要 となる 要 員 は、3 号 炉
及 び 4 号 炉 合 わせて 52 名 である。これに 対 して、 運 転 員 ( 当 直 員 )、 緊 急
時 対 策 本 部 要 員 ( 指 揮 者 等 ) 及 び 重 大 事 故 等 対 策 要 員 は 52 名 であり 対 応
が 可 能 である。
2 本 評 価 事 故 シーケンスが 発 生 してから 燃 料 取 替 用 水 タンク 水 量 1,960m 3
が 枯 渇 する 約 14 時 間 後 までに 復 水 タンクとの 連 絡 操 作 を 行 うとともに、
復 水 タンク(ピット) 補 給 用 水 中 ポンプにより、 淡 水 ( 八 田 浦 貯 水 池 ) 又
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