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Ⅲ-4.1 外 部 事 象 の 抽 出 ( 第 6 条 関 係 )<br />

御 意 見 の 概 要<br />

が 付 かない。 原 発 は 廃 止 すべきです。<br />

考 え 方<br />

とすると 規 定 しており、 過 去 の 国 内 における 記 録 等 のみに 基 づく<br />

ことなく、 当 該 自 然 現 象 の 特 性 を 踏 まえた 評 価 が 行 われているこ<br />

とを 確 認 しています。<br />

Ⅲ-4.2.2 火 山 の 影 響 に 対 する 設 計 方 針 ( 第 6 条 関 係 )<br />

御 意 見 の 概 要<br />

【 火 山 】<br />

‣ 火 山 の 噴 火 の 予 知 は 専 門 家 でも 不 可 能 であるから 立 地 不 適 とす<br />

べき。<br />

‣ 阿 蘇 山 などの 火 山 噴 火 への 対 策 が 不 十 分 である。<br />

‣ 玄 海 周 辺 の 火 山 の 大 規 模 噴 火 について、その 平 均 発 生 間 隔 の 議 論<br />

によって 運 用 期 間 中 の 噴 火 可 能 性 を 十 分 小 さいとしていること<br />

は 問 題 。<br />

‣ 多 くの 火 山 学 者 や 政 府 答 弁 書 ですら、 巨 大 噴 火 の 予 知 は 不 可 能 と<br />

認 めている。 仮 に 巨 大 噴 火 の 前 兆 を 捉 えたとして、 核 燃 料 を 原 子<br />

炉 から 取 り 出 し、 運 搬 するまでには 相 当 の 時 間 がかかることを 考<br />

慮 すると、 現 代 の 科 学 的 知 見 で 巨 大 噴 火 に 対 応 することは 不 可 能<br />

であるから 玄 海 原 発 は 立 地 不 適 とすべきである。<br />

‣ 火 山 のメカニズムなどがわかっていないのに 安 全 なはずがない。<br />

‣ 現 代 のモニタリング 技 術 では 巨 大 噴 火 の 発 生 に 至 る 過 程 をとら<br />

えた 事 例 は 未 だなく、 実 際 にどのような 異 常 が 観 測 されるかの 知<br />

見 が 未 だない 状 況 においては 巨 大 噴 火 の 時 期 や 規 模 を 正 確 に 予<br />

知 できるだけのモニタリング 技 術 はない。また、2016 年 10 月 に<br />

原 子 力 規 制 委 員 会 ・ 原 子 炉 火 山 部 会 が 始 まったが、モニタリング<br />

~ 巨 大 噴 火 の 判 定 ~ 核 燃 料 搬 出 等 の 手 順 が 確 定 していない 現 状<br />

においては、 適 合 性 審 査 を 完 了 させてはいけないのではないか。<br />

考 え 方<br />

【 火 山 】<br />

‣ 火 山 ガイドは、 敷 地 から 半 径 160km の 地 理 的 領 域 内 にある 第 四 紀<br />

火 山 から 将 来 活 動 する 可 能 性 がある、 若 しくは 否 定 できない 火 山<br />

を 抽 出 し、 原 子 力 発 電 所 の 運 用 期 間 中 における 検 討 対 象 火 山 の 活<br />

動 性 を 総 合 的 に 評 価 し、 可 能 性 が 十 分 小 さいと 判 断 できない 場 合<br />

は、 火 山 活 動 の 規 模 及 び 火 山 事 象 の 影 響 評 価 等 を 実 施 することを<br />

示 しています。<br />

原 子 力 規 制 委 員 会 は、 申 請 者 が、 九 州 において 過 去 に VEI7 以 上<br />

の 噴 火 が 発 生 した 火 山 として、 地 理 的 領 域 内 の 阿 蘇 カルデラに 加<br />

え、 地 理 的 領 域 外 についても 鹿 児 島 地 溝 のカルデラ( 加 久 藤 ・ 小<br />

林 カルデラ、 姶 良 カルデラ 及 び 阿 多 カルデラ) 及 び 鬼 界 カルデラ<br />

の 4 火 山 を 抽 出 し、これらの 火 山 における 運 用 期 間 中 の 噴 火 規 模<br />

について、 過 去 の 活 動 履 歴 、 地 下 構 造 によるマグマ 溜 まりの 存 在<br />

や 規 模 に 関 する 検 討 、 地 殻 変 動 の 観 測 結 果 等 の 様 々な 知 見 に 基 づ<br />

き 総 合 的 に 検 討 した 結 果 、 現 在 のマグマ 溜 まりが VEI7 以 上 の 噴<br />

火 直 前 の 状 態 ではなく、VEI7 以 上 の 噴 火 の 活 動 可 能 性 が 十 分 に<br />

小 さいと 評 価 し、 現 在 の 噴 火 ステージにおける 既 往 最 大 規 模 を 考<br />

慮 するとしていることを 審 査 で 確 認 しています。<br />

火 砕 物 密 度 流 、 溶 岩 流 、 岩 屑 なだれ 等 の 火 山 事 象 については、<br />

申 請 者 が、 原 子 力 発 電 所 の 運 用 期 間 中 において、 九 州 において 過<br />

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