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RW-1<br />
3 次 元 脱 細 胞 化 スキャフォールドと 幹 細 胞 技 術 を 用 いた<br />
肝 臓 微 細 構 造 の 再 生<br />
1<br />
慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 外 科 、 2 Department of Surgery,<br />
University of Pittsburgh、 3 慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 生 理 学<br />
○… 門 多 由 恵 1<br />
, 八 木 洋 1<br />
,Alejandro…Soto-Gutierrez 2 , 馬 渕 洋 3<br />
,<br />
北 郷 実 1<br />
, 篠 田 昌 宏 1<br />
, 尾 原 秀 明 1<br />
, 板 野 理 1<br />
, 河 地 茂 行 1<br />
,<br />
田 邉 稔 1<br />
, 松 崎 有 未 3<br />
, 北 川 雄 光<br />
1<br />
【 目 的 】 我 々は 新 しい 肝 再 生 療 法 実 現 化 のために、 脱 細 胞 化 技 術 を 用<br />
いた 肝 臓 の 再 構 築 を 試 みてきた。 本 研 究 はこの 技 術 に 間 葉 系 幹 細 胞<br />
(MSC)を 応 用 することで、 微 細 構 造 特 に 類 同 構 造 の 再 生 を 可 能 とす<br />
る 技 術 基 盤 を 確 立 することを 目 的 とする。【 方 法 】ラット 脱 細 胞 化 肝<br />
臓 内 に 経 門 脈 的 に 肝 細 胞 、 血 管 内 皮 細 胞 及 びMSCを 循 環 培 養 し、 細<br />
胞 の 生 着 、 相 互 作 用 及 びマトリックスとの 関 係 を 経 時 的 に 評 価 した。<br />
またMSCの 類 洞 構 成 細 胞 への 分 化 の 指 標 として、スカベンジャー 機<br />
能 や 細 胞 骨 格 蛋 白 の 発 現 及 び 成 長 因 子 について 解 析 した。【 結 果 】 脱<br />
細 胞 化 肝 臓 内 で 肝 細 胞 とMSCを 共 培 養 することで、 肝 細 胞 の 索 状 配<br />
列 間 に 性 状 の 異 なる 細 胞 を 認 め、 組 織 学 的 、 形 態 学 的 及 び 機 能 評 価 か<br />
らこれらが 類 洞 構 成 細 胞 の 性 質 を 持 つ 可 能 性 が 示 唆 された。また 脱 細<br />
胞 化 肝 臓 内 に 残 存 する 種 々の 成 長 因 子 がMSCの 分 化 に 影 響 を 与 えて<br />
いることが 示 唆 された。この 結 果 、 肝 細 胞 又 は 内 皮 細 胞 単 独 と 比 較 し、<br />
より 高 い 肝 細 胞 機 能 を 有 する 安 定 した 再 生 肝 臓 を 構 築 し 得 た。【 考 察 】<br />
ラット 脱 細 胞 化 肝 臓 に 一 定 の 特 徴 的 配 列 で 生 着 した 肝 細 胞 とMSCの<br />
相 互 作 用 が、 類 洞 構 造 の 再 生 に 寄 与 する 可 能 性 が 示 唆 された。 肝 再 生<br />
療 法 の 実 現 化 のために、 臓 器 の 脱 細 胞 化 技 術 にMSCを 始 めとした 多<br />
分 化 能 を 有 する 細 胞 を 応 用 することが、 微 細 構 造 から 大 血 管 構 造 まで<br />
連 続 する 生 体 により 近 い 立 体 肝 構 造 再 構 築 への 新 しい 技 術 基 盤 となり<br />
得 ると 考 えられた。<br />
RW-2<br />
生 体 肝 移 植 において 術 前 脾 容 量 とグラフト 重 量 が 再 還<br />
流 後 の 門 脈 圧 を 反 映 する。<br />
三 重 大 学 肝 胆 膵 ・ 移 植 外 科<br />
○… 尭 天 一 亨 , 水 野 修 吾 , 信 岡 祐 , 村 田 泰 洋 , 栗 山 直 久 ,<br />
大 澤 一 郎 , 岸 和 田 昌 之 , 濱 田 賢 司 , 臼 井 正 信 , 櫻 井 洋 至 ,<br />
田 端 正 己 , 伊 佐 地 秀 司<br />
< 背 景 > 生 体 肝 移 植 では、 過 小 グラフト 症 例 に 対 して 脾 摘 による 門 脈<br />
圧 調 節 が 行 われているが、GRWR(graft…recipient…weight…ratio)が0.8<br />
以 上 の 非 過 小 グラフト 症 例 においても 再 還 流 後 に 門 脈 圧 高 値 症 例 も 経<br />
験 するため、 再 還 流 後 の 門 脈 圧 に 関 与 する 因 子 を 検 討 した。<br />
< 対 象 と 方 法 >2002 年 から2011 年 までの 成 人 生 体 肝 移 植 70 例 のうちA<br />
群 (n=16):GRWR0.8と し、 門 脈 圧 と<br />
GRWRの 関 係 、 門 脈 圧 に 関 与 する 因 子 を 解 析 した。 尚 、GRWRにか<br />
かわらず 再 還 流 後 の 門 脈 圧 高 値 例 (20mmHg 以 上 ) 全 例 に、 脾 摘 によ<br />
る 門 脈 圧 調 節 を 施 行 した。<br />
< 結 果 > 再 還 流 後 の 門 脈 圧 高 値 例 はA 群 :7 例 (43.7%)、B 群 :11 例<br />
(20.4%)であったが、 脾 摘 により 門 脈 圧 は 有 意 に 減 少 し、 過 小 グラフ<br />
ト 症 候 群 発 生 頻 度 はA 群 :2 例 (12.5%)、B 群 :5 例 (9.3%)と 差 を 認 めな<br />
かった。 再 還 流 後 の 門 脈 圧 はGRWRと 相 関 を 認 めなかったが、 術 前<br />
脾 容 量 と 正 の 相 関 、グラフト 重 量 と 負 の 相 関 を 認 め(R=0.4628、<br />
R=0.469、 図 参 照 )、 多 変 量 解 析 にても 有 意 な 因 子 であった(p=0.041、<br />
p=0.044)。また、 再 還 流 後 の 門 脈 圧 が20mmHg 以 上 となるグラフト 重<br />
量 / 脾 容 積 (G/S) 比 のカットオフ 値 は1.6であった。<br />
< 結 語 >GRWRに 関 係 なく、 術 前 脾 容 量 とグラフト 重 量 が 再 還 流 後<br />
の 門 脈 圧 に 反 映 されることが 明 らかされた。 術 前 にG/S 比 が1.6 以 下 の<br />
場 合 はGRWRが0.8 以 上 でも 脾 摘 を 考 慮 すべきである。<br />
RW-3<br />
RFAに 対 するHSPの 臓 器 、 細 胞 保 護 作 用 についての<br />
検 討<br />
久 留 米 大 学 外 科 学 講 座<br />
○… 川 嶋 裕 資 , 赤 司 昌 謙 , 野 北 英 史 , 石 川 博 人 , 久 下 亨 ,<br />
内 田 信 治 , 堀 内 彦 之 , 木 下 壽 文 , 白 水 和 雄<br />
… わが 国 の 肝 細 胞 癌 ( 以 下 HCC)の 切 除 適 応 例 は 限 られており、 根 治 的<br />
切 除 ができたとしても、 肝 内 転 移 や 多 中 心 性 発 癌 などによる 再 発 が 多<br />
く、5 年 以 内 に80%の 症 例 で 再 発 がみられる。HCCの 治 療 において、<br />
肝 予 備 能 の 温 存 や 手 術 侵 襲 の 軽 減 は、 術 後 の 合 併 症 を 軽 減 する 上 で 重<br />
要 である。ラジオ 波 熱 凝 固 療 法 ( 以 下 RFA)…をはじめとする 局 所 治 療<br />
の 役 割 は 大 きい。Heat…shock…protein( 以 下 HSP)は 熱 や 種 々のストレ<br />
スに 反 応 して 細 胞 内 に 素 早 く 合 成 される 蛋 白 質 で、ストレスに 対 して<br />
強 力 な 抵 抗 力 を 誘 導 する。 非 環 状 イソプレノイド 化 合 物 である<br />
Geranylgeranylacetone…( 以 下 GGA)… は、 日 本 でもよく 服 用 されてい<br />
る 胃 粘 膜 保 護 剤 であるが、 強 力 な 細 胞 保 護 作 用 を 誘 導 するHsp70を 選<br />
択 的 に 誘 導 することが 報 告 されている。 目 的 :ラット 肝 RFA 侵 襲 下<br />
におけるHSP70の 機 能 について 検 討 を 行 う。<br />
方 法 :Male…Wister…ratを 使 用 し、GGA(200mg/kg)は 術 前 24、4 時 間<br />
の 計 2 回 経 口 投 与 する。RFAは 開 腹 し、 左 葉 1 箇 所 、 中 葉 右 側 1 箇 所 焼<br />
灼 を 行 う。( 肝 全 体 の 約 15~20%の 焼 灼 )。 術 前 、 術 後 6、12、24、48 時<br />
間 に 採 血 し、 血 液 生 化 学 検 査 と 炎 症 性 サイトカインの 測 定 する。コン<br />
トロール 群 (NG-)GGA 投 与 群 (NG+) GGA+Quercetin 投 与 群 (GQ)の<br />
3 群 に 分 ける。(N=6) HSP70 合 成 阻 害 剤 であるQuercetin(100mg/kg)<br />
を 術 前 4 時 間 前 に 経 口 投 与 する。 肝 におけるHSP70、HSF-1の 発 現 を<br />
western…blotを 用 いて 測 定 する。 肝 臓 RFA 周 囲 の 病 理 組 織 学 的 検 討 を<br />
おこなう。<br />
結 果 :GGA 単 独 投 与 群 は、HSP70、HSF-1の 高 発 現 を 認 めた。GGA<br />
単 独 投 与 群 は、 肝 障 害 の 程 度 が 有 意 に 抑 制 された。Quercetin 投 与 に<br />
より、HSP70、HSF-1の 発 現 の 抑 制 を 認 め、さらに 肝 障 害 が 増 悪 した<br />
ことから、HSP70の 発 現 が 肝 障 害 軽 減 に 大 きく 関 与 することが 示 唆 さ<br />
れた。GGAは 炎 症 性 サイトカインの 減 少 も 抑 制 した。GGA 投 与 によ<br />
るHSP70の 強 発 現 は、 肝 障 害 を 軽 減 し、 炎 症 性 サイトカインの 発 現 も<br />
抑 制 した。 病 理 組 織 学 的 検 討 としては、 焼 灼 周 囲 の 肝 細 胞 のアポトー<br />
シスを 抑 制 することがわかった。 以 上 より、HSPの 誘 導 はRFA 術 後<br />
の 合 併 症 の 回 避 に 有 用 である 可 能 性 が 示 唆 された。<br />
RW-4<br />
Aquaporin-5の 発 現 は 胆 嚢 癌 細 胞 株 における 薬 剤 感 受<br />
性 に 影 響 を 及 ぼす<br />
富 山 大 学 消 化 器 ・ 腫 瘍 ・ 総 合 外 科<br />
○… 関 根 慎 一 , 嶋 田 裕 , 大 澤 宗 士 , 吉 岡 伊 作 , 松 井 恒 志 ,<br />
澤 田 成 明 , 長 田 拓 哉 , 塚 田 一 博<br />
【 背 景 】 抗 癌 剤 による 化 学 療 法 は 現 在 の 癌 治 療 において 重 要 な 役 割 を<br />
担 っているが、 薬 剤 抵 抗 性 の 存 在 が 問 題 となる。 近 年 、microRNAの<br />
発 現 と 癌 の 薬 剤 耐 性 との 関 連 について 示 唆 する 報 告 が 出 されており、<br />
胆 管 癌 細 胞 では、miR-21,-200b… を 抑 制 するとGemcitabine(GEM)に<br />
対 する 感 受 性 が 亢 進 することをが 報 告 されている。 一 方 、Aquaporin<br />
( 以 下 AQP)は、 細 胞 膜 を 介 した 水 移 動 を 担 う…water…channel…protein<br />
であり、AQP0~AQP12の13 種 類 が 確 認 されている。 我 々は、これら<br />
のうち、AQP5が 胆 道 癌 において 高 率 に 発 現 し、AQP5 高 発 現 群 は 低<br />
発 現 群 に 比 較 して 予 後 良 好 であることを、 組 織 マイクロアレイおよび<br />
胆 嚢 癌 細 胞 株 にて 確 認 し、これまでに 報 告 してきた。 今 回 、AQP5 発<br />
現 と 薬 剤 耐 性 の 関 連 について、 胆 嚢 癌 細 胞 株 を 用 いて 遺 伝 子 解 析 を<br />
行 った。<br />
【 方 法 】AQP5 発 現 胆 嚢 癌 細 胞 株 (NOZ)に 対 し、AQP5…siRNA 導 入 細<br />
胞 (AQP5 抑 制 細 胞 )とネガティブコントロールsiRNA 導 入 細 胞 ( 対 照<br />
細 胞 )での 薬 剤 感 受 性 (5-FUおよびGEM)を 比 較 した。 薬 剤 感 受 性<br />
(IC50)は、WST-1…assay 法 にて 測 定 した。… 次 に、AQP5 抑 制 細 胞 と 対<br />
照 細 胞 を、DNAチップ(3D-Gene)にてmicroRNA 発 現 解 析 を 行 った。<br />
発 現 の 高 かったmicro…RNAに 対 し、 予 測 されるターゲット 遺 伝 子 に<br />
よる 定 量 PCRを 施 行 し、 薬 剤 感 受 性 に 関 連 する 遺 伝 子 の 発 現 を 検 討 し<br />
た。<br />
【 結 果 】AQP5 発 現 を 認 める 胆 嚢 癌 細 胞 株 (NOZ)において、AQP5 抑<br />
制 細 胞 ではGEM 耐 性 を 示 した。5-FUに 対 する 感 受 性 に 変 化 はなかっ<br />
た。micro-RNA 解 析 では、 対 照 細 胞 に 比 較 してAQP5 抑 制 細 胞 では、<br />
miR-29b,miR-200a,miR-21の 順 に 発 現 が 増 加 していた。 定 量 PCR 解 析<br />
において、AQP5 抑 制 細 胞 ではさらに、miR-21のターゲット 遺 伝 子 の<br />
1つである 癌 抑 制 遺 伝 子 PTEN…を 抑 制 していることが 確 認 された。<br />
【 考 察 】AQP5 抑 制 細 胞 ではGEMに 対 する 抵 抗 性 が 高 くなっていた。<br />
AQP5 抑 制 細 胞 ではコントロール 細 胞 と 比 較 して 高 レベルのmiR-21を<br />
有 し、PTENの 発 現 が 減 少 していた。AQP5 抑 制 とmiRNA-21の 過 剰<br />
発 現 がPTENの 減 少 を 引 き 起 こし、GEMへの 抵 抗 性 をもたらした 可<br />
能 性 が 示 唆 された。<br />
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